読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。 今回の相談者は、会社員の夫と小学1年生の子どもと暮らす、36歳専業主婦の女性。夫の節約意識が高すぎて精神的に限界を迎えており、離婚が頭をよぎることもあるといいます。夫と価値観をすり合わせ、無理なく家計を回していくにはどうすればいいのでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。 夫がケチすぎて困っています。 今まで節約を頑張ってきたおかげで、お金は結構貯められたと思います。そのはずなのに、「老後資金にはまだ足りない」と、未だに節約、ケチケチする生活が続いています。 今、子どもが一人おり、兄弟をつくってあげたいと私は思っているのですが、夫は「お金が足りない」と。「お金が足りない、お金が足りない」という言葉を聞くのも疲れてきました。 節約は、例えば生命保険に入ったほ