すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。 まず、十七日の会見の段階で私は、石原氏が六日に行った、今度の芥川賞候補作はバカみたい、という発言を全く知らなかった。正確な内容を知ったのは十八日になってからだ。次に、会見内での、もらって当然、都知事と都民のためにもらっといてやる、という言い方は、はっきり言うと最終候補になるずっと前から、もしその時が来たら言ってやろうと準備していたものだった。だから、六日の都知事の発言に田中がかみついた、というのはメディアが勝手に作った図式だ。 もう一
男女の脳に違いがあるのだろうか?「女性の脳に月に1度の排卵を司る機能があるなど、生殖に関して男女の脳に違いがあるが、いわゆる知的な機能において差はまったくない」というのがその答だ。 ジュネーブ大学で11月10日に開催された講演で、パスツール研究所の神経生物学者カトリーヌ・ヴィダル氏は、「脳は大脳皮質の形状などすべて個々人で異なるのであって男女間の差ではない」と話す。 女性は話好きで感覚的。色々なことを同時にこなすマルチ行動ができるが、一方で空間感覚に乏しく地図が読めない。ところが男性は数学に優れ、喧嘩好きで競争心に富むなど、巷には男女差をステレオタイプ化した本が溢れている。 だが、こうした定義づけやステレオタイプ化を人々はある意味で好み、一方で大いに影響されている。今回この講演を開催したジュネーブ大学の機関「男女平等セクター」によると、博士課程までの学生中に占める女生徒の割合は62%なのに
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大変な状況だからこそ、お互いの事を信頼し、前向きな遣り取りが出来る事をどらねこは願っています。そんな気持ちで思うところを正直に書いてみました。 ■ボクたちはそんな風に社会化された 小さい頃、『知らないおぢさん(人)についていってはイケナイよ』、そんなふうな話をされた記憶があります。知らない人が全部アブナイわけじゃない、中にはイイ人もいるのかもしれないけれど、知ってる人よりアブナイことはたしかです。子どもにはその人がアブナイ人なのかイイ人なのかの判断はとても難しい。だから本当はアブナイおぢさんじゃないのかもしれないけれど、知ってる人より知らない人のほうがアブナイのは事実だから、知らないおぢさんにはついていかないように、と教えることでリスクの回避を図るわけですね。でも、それってつまり、そう教えないと子どもは知らないおぢさんにでもついていくってことだよね。じゃあ、どうして知らないおぢさんでもつい
20年以上前になるのだが、学生の頃にチェルノブイリ原子力発電所事故が起きた。 私はすでにスリーマイル島(TMI)原子力発電所事故の経験を経て原子力というものに疑問を持っていたのだが、チェルノブイリはハッキリと原子力反対、へと押しやった。当時、物理学科の仲間にもそうした意見を表明する者も少なくなく、我々はささやかではあるが「反原発」活動を始めた。 今でも鮮明に覚えているのが、学科の教授達を交えた討論会で、学生・教員の区別無く「原発は是か非か」について話し合った。 意外というべきか、教授の中にはハッキリと反原発の立場に立つ先生もいた。核物理の教授は「原子力は必要だ。安全措置を施してある日本の原発で事故が起きることはありえない」と述べた。 だが、大方の先生の意見はこうだった。 「原子力は既に電力の4分の1を占めている。代替手段が無ければ原子力は仕方がない」 つまり、消極的賛成、という事だ。 その
http://hana-sake.jp/ 「ハナサケ!ニッポン!」とは、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の産品を買って・飲んで・食べることによって、日常生活の一部として長期的に被災地を支援しよう、という合言葉です。 まず第一弾として、岩手県の3つの蔵元さん「あさ開」「月の輪酒造店」「南部美人」にご協力いただきました。 地震から1ヶ月が経とうとする今、「自粛」という二次災害が被災地の経済を苦しめています。南部杜氏を育んだ日本有数の酒どころ、岩手県。二戸市の蔵元さん「南部美人」から届いた生の声を聞いてください。 ★公式サイトがオープンしました(ステッカー・リンクバナー等もこちら) http://hana-sake.jp ★FACEBOOKページを制作しました。 「いいね!」ボタンを押して頂けると嬉しいです。 http://www.facebook.com/HanasakeNippo
福島原発近く海水から放射性物質 最大で基準の126倍茨城県産のホウレンソウから暫定規制値を超える放射能を検出水道水の放射性物質、基準の3倍超=福島・飯舘村で検出 これらは大手新聞社ウェブサイトの見出しです。「規制値」や「○○倍」と無意味で恐ろしい文字が踊っていますね。こうしたセンセーショナルな報道はテレビ、新聞など他のメディアでもされています。でも僕らが求めている情報は基準値の何倍だとかそんな事じゃありません。僕らが知りたいのは、そのホウレンソウは食べても大丈夫か、蛇口をひねって出てくる水道水は安全かって事だけです。 もちろん記事を開けば「直ちに健康に影響を与えるものではない」とは書いてあるけど、開くのは手間だし、なにより記事を開かなかった人の不安感を強烈に煽る。そしてもの不安感は今後危惧される風評被害の温床ともなり得ます。 そこで見出しはこう書き変えよう。 福島原発近く海水から放射性物質
育親 以前から読ませて頂いているブログで、「坂本龍一(教授)*1のコンサートに行ったけれど、赤ちゃんの泣き声のせいで気が散ってしまった」という事が書かれていました。教授の見解は「泣き赤子の声も「環境音」としてとらえている」らしく、入場に年齢制限を設定していないようで。幼い子供のいる親も、その子供自身も音楽を楽しむ権利がある、という考えなのでしょうね。アーティストに理念があり、その理念にリスナーが同意できなければコンサートに行かなければ良いだけの話なのかもしれません。しかし記事を書かれた方は、チケットを予約した時点では年齢制限が無い事を知らされていなかったとのことでした。 これ、子供が関わるから言い辛かったりしますよね。特にお子さんの居ない女性は「体験が無い故の無理解/不寛容/差別」と反発される可能性もありますし*2。これを例えば、幼児じゃなくて…ヌーディストにしてみると、「全裸もOKという
初めて梅干しを作ってみた話 今年の夏、初めて梅干しを作りました。 私梅干し大好きなんですが、自分で作るという発想がなくて…同僚が梅シロップを作っているのに影響されて去年から梅仕事を始めてみたんですが、そのときの説明書に「梅干しの作り方」というのも入っていて、えーー梅干しって自分…
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