茨城県つくば市と東京・秋葉原を結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」を運行する首都圏新都市鉄道は28日、電車が定刻より37秒早く発車していたことが判明したとして、「大変ご迷惑をおかけし深くおわび申し上げる」と謝罪した。 TXでは平成29年にも定刻より20秒早く発車するトラブルがあり、同社が謝罪。このことが欧米メディアで報道されると、正確なダイヤで知られる日本ならではのニュースとして広がり、「これは問題なのか」と話題になった。定刻より早い発車は今回で6回目。 同社によると、27日午後6時4分ごろ、北千住駅(東京都足立区)で上り区間快速電車が定刻よりも37秒早く発車した。乗務員が出発時刻を十分に確認していなかったことが原因で、同社は「基本動作を徹底するよう乗務員に対し指導した」としている。