利用が低迷するJR芸備線備後庄原(広島県庄原市)―備中神代(岡山県新見市)間を巡り、国土交通省は10日、存廃を話し合う再構築協議会の幹事会の初会合を16日に岡山市北区で開くと発表した。必要な調査や実証実験に向け、実務者レベルで議論する。
利用が低迷するJR芸備線備後庄原(広島県庄原市)―備中神代(岡山県新見市)間を巡り、国土交通省は10日、存廃を話し合う再構築協議会の幹事会の初会合を16日に岡山市北区で開くと発表した。必要な調査や実証実験に向け、実務者レベルで議論する。
山口県岩国市山手町のJR岩徳線の線路で5月24日、20代男性が列車にはねられ死亡した現場は、遮断機や警報機のある踏切ではないが、線路を横切れる里道だった。男性は携帯電話を見ながら線路に入ったという。いわゆる「勝手踏切」と呼ばれる場所で、JR西日本は5年前、危険とみて閉鎖を市に提案していたが、地元の合意が得られず見送っていた。事故を受け、JR西と市は改めて閉鎖を協議する。 現場は住宅街の一角にある。車は通れない細い里道が南側の団地から延び、線路と交わる。線路をふさぐフェンスはなく、歩行者や自転車は横断できる。北側の線路沿いの市道にはフェンスがあるが、現場では約1・5メートル途切れている。 男性は、岩徳線に乗り入れる錦川鉄道の普通列車にはねられた。錦川鉄道によると、男性は南側から里道を歩いて線路に入り、西側から走ってきた列車の運転士が汽笛を鳴らして非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。
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