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ブックマーク / mattune.hatenadiary.org (77)

  • あいうら蟹ナイト2備忘録 - まっつねのアニメとか作画とか

    行ってまいりました、あいうら蟹ナイト2。 有給を使ってしまったので、 今週余裕なさそう・・・ なので、今日のうちに備忘録というか、メモの書き写しを ●細居さんのキャリア ・手塚プロダクションには手塚治虫の漫画が好きだから入った。 ・美大では手塚治虫の漫画ばっかり読んでいて、求人に「手塚プロダクション」があったので、応募した。 ・中村「他のスタジオは考えてなかったの?」 細居「全然考えてなかった。手塚プロダクションだから入った」 ・手塚プロダクションでは出崎統監督の作品を中心にやっていた。 ・入ってすぐにやったのは、ハーモニーのトレス。 それが何枚も何枚もある。 中村監督「そんな何枚もあるものなの?」 細居「何枚もありましたね〜」 動画をやったのは、3ヶ月後くらいからだった。 ・杉野昭夫さんからはとにかく「立体を取れ」と言われていた。 美大でも立体が弱点だったので、かなり苦労した。 ●フリー

    あいうら蟹ナイト2備忘録 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2014/03/04
    “『あいうら』でエピローグ(いわゆるCパート)方式にしたのは、時間の省略を意識させずに巧くやるため。”
  • ステラ女学院についてのメモ〜石原慎太郎と川尻将由〜 - まっつねのアニメとか作画とか

    ステラ女学院の監督のインタビューを発見 http://anifav.com/special/20131104_2282.html なかなか面白い内容で、 同時に、彼の自主制作アニメ「ニッポニテスの夏」も思い出した [作者より] 最初は「河童のクゥと夏休み」や「鉄塔 武蔵野線」みたいなジュブナイル作品を作ろうとしていました。 しかし、話を考えるために僕の子供時代の記憶を辿っていくと、その頃感じていたストレスがまざまざと蘇り、 「殺してやる!殺してやる!」と独り言を呟きながら絵コンテを描いていると、 結果的にこんな作品が、出来上がってしまいました。 この作品を見て不愉快に感じる方もいると思いますが、それは作った僕のせいじゃなくて、 地域や学校社会にひそむ理不尽な暴力、または子供時代に誰もが持っている、 己の視野の狭さ!のせいなのです。 http://doga.jp/contest/con21/

    ステラ女学院についてのメモ〜石原慎太郎と川尻将由〜 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/11/06
    “願望に縛られる必要もない、とも思う。そういった願望は捨てて初めて叶うものなのかもしれない”
  • のんのんびより2話〜錦織博の距離感〜 - まっつねのアニメとか作画とか

    のんのんびよりは1話も、 その「圧縮演出」に心打たれたのですが、 2話はさらに俺好みな錦織演出が! 錦織さんは00年代以後は、 オサレ系バトルモノの仕事ばかりが増えてしまいましたが、 私の中ではやはり、 少女革命ウテナの七実回の人! (参考:http://nextsociety.blog102.fc2.com/blog-entry-2259.html) シュールなメルヘンこそが錦織さんの領だと思うわけです。 その意味では、 都会人のメルヘンとしての田舎を描いている「のんのんびより」は まさに錦織さんにうってつけの題材! しかも錦織さんは コンテが脚から変わって良いと言うと、「監督だからでしょ」と返されますが、僕はコンテマンの時の方が変更する事が多いです。話を変えるのではなくて、状況設定をはっきりつくる事で、その場面のリアクションが変わってきます。 https://twitter.com

    のんのんびより2話〜錦織博の距離感〜 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/10/15
    微妙な距離感をカメラも徹底してるがゆえのシュールコメディ感と。
  • あいうら蟹ナイト備忘録 - まっつねのアニメとか作画とか

    あいうら蟹ナイトいって参りました、有給使ってw そんなわけで、せっかくなので忘れないように備忘録を残しておく。 ・細居さんがアニメーターとして素晴らしいのは質の高さだけでなく、物量面の多さもあるということ ・4話の先生のジャンプはコンテで想定した以上のものを細居さんが入れてきた。 ・小木曽さんの特徴はリアリティ。膝裏は特にそれが顕著。 ・細居さんが大胆な作画をするのに対して、小木曽さんは繊細。 ・菊池さんの線には自信がある。 ・原画は元々3人(細居・小木曽・菊池)でやりたいと思っていた。 ・3話までは時間を掛けて作ったが、その後は怒涛のスケジュールに ・監督「簡単なコンテ」→全然簡単じゃない ・元々は劇場作品(ねら学)の後だから、軽い作りにしようという話だった→全然軽くない ・とにかくレイアウトの難易度の高い作品。レイアウトがむずかしいと、それで動かすのは何倍もむずかしくなる。 ・基が3

    あいうら蟹ナイト備忘録 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/09/05
    “絵コンテに「背景先行」と書いてあるカットは、レイアウトや背景原図を経ずに、絵コンテからそのまま背景さんに回している”
  • ステラ女学院9話〜エフェクトと色彩 - まっつねのアニメとか作画とか

    ステラ女学院9話! 素晴らしい! 物語的にもキャラ的にも俺にとって最高においしい展開! でも、この9話、それだけじゃなくて、 やはり見るべきは画面だ。 絵コンテ・演出はアニメアールのベテラン・吉田徹さん。 吉田さんといえば、装甲騎兵ボトムズの後半から原画マンとして頭角を現し、 アニメアールの主力として、日サンライズのロボットアニメの メカ作画・破片・エフェクトを支えた、 スーパーメカアニメーターだ。 近年は演出メインになり、ロボットアニメの減少で往年の実力を見せることも少なくなったが、 コードギアス・グレンラガン・聖機師物語・ガンダムAGEと00年代もロボットアニメには頻繁に参加し、 前期も、ガルガンティアとヴァルヴレイブに両方参加。 メカアニメーターとしても健在だ。 そんな、ボトムズの頃から高橋良輔監督のもとミリタリー志向作品に参加していた吉田さんが このステラ女学院に参加するというの

    ステラ女学院9話〜エフェクトと色彩 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/08/31
    アンビバレントな色が同居してるとか、パーソナルカラーに変化があるとか、珍しいことをやってるよなー。
  • ステラ女学院8話!〜構図が示すミライ〜 - まっつねのアニメとか作画とか

    ステラ女学院8話めちゃよかった! ストーリー的な面やキャラクター的な面ももちろんありますが、 何よりも、演出面! 3話とあわせて、井畑翔太さんは私の中の「期待の若手演出家」リストに加えておかなくちゃ と思われる仕上がり。 とにかくスバらしいのが ラストの構図! 並べるとより顕著ですが、まず目を引くのは 「画面分割」と「ナナメの光」を マッチカット的に使っているということ。 凛とゆらの二人の間にある「境界」を、 二つの異なった手法で魅せているわけです。 そして、さらに興味深いのは 「画面分割」と「ナナメの光」で凛とゆらの上手下手が逆転している ということです。 これは、「試合に勝って勝負に負けている」 ことの演出であり、 試合に負けた凛は確かに下手に立ってはいるが、 勝負・そして思想的に勝利しているため、 より抽象度の高い「画面分割」では上手にいるわけです。 さらに、立ち位置だけでなく、「方

    ステラ女学院8話!〜構図が示すミライ〜 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/08/27
    “この「中盤にラストシーンのフックを配置する」のは井畑翔太さんの演出の癖なのかもしれない”
  • ザハードコアオブウテナゲット!!!! - まっつねのアニメとか作画とか

    コミケで販売されたハードコアオブウテナを 友人のO氏に買ってきてもらいました! O氏および、実際に買ってきてくれたS氏ありがと〜〜〜 そんなわけで中身です。 アートオブウテナや先の原画展での再掲載も多いものの 新しいものもチラホラありました。 情報的には、 7話の樹璃の目隠しシーンの原画は星野さん(おっぱいについて林さんの修正あり) 15話の決闘シーンは斉藤英子さんの原画 劇場版の最初の西園寺との決闘ので、アンシーが殴られるあたりは阿保さん ここらへんは新しいかな。 アートオブウテナにあった 山下明彦さんと武内宣之さんのやりとりは より大きな絵でみることが出来ます。 (山下明彦さんに直接聞いたときは、『美少年、描きました!!!』と言っていました) OPの吉成曜さんの原画と言われているパートの原画もあり。 審美眼に自信のある方は要チェック。 吉成さん、阿部邦博さんのOPパート、2話の濱洲さん

    ザハードコアオブウテナゲット!!!! - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/08/14
    “山下明彦さんに直接聞いたときは、『美少年、描きました!!!』と言っていました”
  • 10年代版ギャラクシーエンジェル・帰宅部活動記録 - まっつねのアニメとか作画とか

    ノーマッドはブレない。 スタッフが変わっても、変わらないノーマッドのDNAがある。 それはある意味では動的平衡とも言えるかもしれない。 帰宅部活動記録はチーフプロデューサーの森實陽三(私立バカレア高校のCP)を筆頭に いわゆる「アイドルものドラマ」などの関係者が入っており、 OPもアイドルグループ「乙女新党」 AKBブレイク以来のアイドルブームに乗った企画であることは分かりやすい。 しかし、そういった時流の中でもノーマッドはブレない。 帰宅部活動記録の実態、それは ノーマッドの原点である、 「ギャラクシーエンジェル」にある。 ギャラクシーエンジェルの企画の元の元は 日テレの深夜5分ドラマ「女子アナ給湯室」 里見哲郎 当時、深夜に「女子アナ給湯室」というドラマをやっていたんですよ。 女の子が給湯室で喋っているのを見せるだけの番組で、そういう感じのものをやろうというのが こちら側のそもそものプ

    10年代版ギャラクシーエンジェル・帰宅部活動記録 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/08/10
    CGパートのスタッフは『ワルプルギスナイトフィーバー』の人達だったのか
  • OVA版エイリアン9信者から見たステラ女学院4話 - まっつねのアニメとか作画とか

    この話数の絵コンテをエイリアン9監督の入江さんがやっているのは エイリアン9信者としては非常にうれしい。 入江さんの演出のキーワードは”立体感” 入江さん自身が立体感覚のずば抜けたアニメーターであるということもある。 (入江さんがコンテ・演出および全カットの原画を担当 当時、OP冒頭のカットに3DCGのガイドを使ってないと入江さんが発言していた時は当にびっくりしました。) 画面栄えする立体的な構図を得意としている。 ステラ4話も 入江監督らしさが出たカットが多くあったが、 これなんかは、入江さんらしい 立体感を強調した斜俯瞰の構図。 これは入江さんの作品では「ここから気」のサインのように感じています。 (エイリアン9・4話) いわば始まりの合図。 そして、始まりの斜俯瞰に対しては 決着の斜アオリ。 これもエイリアン9・4話にもいえますね 俯瞰とアオリの演出的な意味としては村田峻治さんと

    OVA版エイリアン9信者から見たステラ女学院4話 - まっつねのアニメとか作画とか
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    by740 2013/07/31
    入江泰浩さんの独特な空間の見せ方。『エイリアン9』続編待ってます……。
  • アニメの文章:プロの無料、素人の有料 - まっつねのアニメとか作画とか

    「ネットは広大だわ」 と草薙素子が言ってから20年近くが経とうとしている。 「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」が公開されて当時と比べて、 実際にネットは広大になった。 アニメについて書かれたものだけとってみても、 非常に価値のあるものが大量にある。 WEBアニメスタイルはその筆頭と言えるが、 現在のサイト(http://animestyle.jp/)だけが 全てではない。 旧サイト(http://www.style.fm/as/index_old.shtml) の方が質・量ともに充実している。 「アニメ作画を語ろう」(http://www.style.fm/as/01_talk/01_talk_top.shtml) や 「もっとアニメを見よう」(http://www.style.fm/as/04_watch/04_watch_top.shtml) などの作画オタク必読のコ

    アニメの文章:プロの無料、素人の有料 - まっつねのアニメとか作画とか
  • 歴史を感じる、ウテナ勢の2本 - まっつねのアニメとか作画とか

    ウテナの時に各話演出だった方々が監督になって久しい。 ●ブラザーズコンフリクト 幾原監督の「輪るピングドラム」の流れを受け継ぐ、 ブレインズベース・常葉みどり班 率いるは、橋カツヨと並び「少女革命ウテナ」で最多絵コンテ話数を誇った松淳さん。 監督補佐には、「ウテナ」でも同じく監督補佐だった金子伸吾さん。 松監督がこの「兄弟」というテーマで再び戦っているのも印象的だ。 「少女革命ウテナ」というアニメ自体が、 一つ「兄弟姉妹」というところに重点を置いていたことは勿論、 松監督自身のキャリアにおいても、 チーフディレクターとして、脚家出身の藤咲監督を演出面から支えた 「BLOOD+」がある。 BLOOD+はまさに「兄弟姉妹」の物語であり、 義理の弟に擬態した実の妹と戦うこととなる。 この 「弟であり妹」というモチーフは 監督作品「PERSONA -trinity soul-」再び登場。

    歴史を感じる、ウテナ勢の2本 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/07/14
    そうか、ウテナ勢の松本淳さんと錦織博さん、どちらも兄妹モチーフの作品の監督か。そしてこの水谷利治さんの背景。
  • ノーマッドはマッドより出でてマッドよりマッドし - まっつねのアニメとか作画とか

    「俺たちに翼はない」以降、元受がなかったノーマッドですが、 ついに新作が! 帰宅部活動記録 これですわ。 今期はこれ。 ノーマッドが俺つばからここまで、ただグロス請けしてたと思うか? 違うんだ。 彼らは確実に吸収していた。 しろくまカフェの技術を! 若手監督の佐藤さんはしろくまカフェのノーマッドグロスで腕を上げてきた演出家。 原作ではチュパカブラだったのを アザラシに変えてくるその発想!完全にしろくまカフェ勢! ギャラクシーエンジェル勢の荒木さんが巨人で全うな作品を作るような世の中でも、 ノーマッドは元来の「GA魂」を忘れずに 作品を作ってくれてうれしい。 ノマドにしてノーマッド。 やっぱり MA347612890GT4078579132R74 マルマルZ17924398TZR二千モジュラー誘導タイプ452963752391MQTOゴールドランチシステムGLS搭載自己判断型タイプダブル・オ

    ノーマッドはマッドより出でてマッドよりマッドし - まっつねのアニメとか作画とか
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    by740 2013/07/13
    帰宅部活動記録の原作までチェックするノーマッドガチ勢
  • あいうら11話で凄いことやってる - まっつねのアニメとか作画とか

    あいうら11話。 これ! おっと間違えました。 いや、このカットも凄いんだけど、(恐らく小木曽さん) それよりも11話はこのカット! 動いてるんですよ、背景が! 最初、何が起こっているのかわかりませんでしたね。 背景が恐らく3段かそれ以上になっていてそれをそれぞれ動かしているのでしょう。 劇場版ウテナの動く校舎に近いですが、 あれよりも、もっとゆっくりと、しかもパースに合わせて動かしているように見えますね。 技術的には、CGガイド付きのレイアウトで背景を作って、 それをCGガイドに従って撮影で動かしているのかな? 傘もCGですし。 今はCGガイドレイアウト・写真レイアウトも多いですが、 その場合は、そのリアリティに合わせて背景自体も写真風のリアリティが高いものがほとんど。 このあいうら11話の、「絵」としての魅力を残したまま、それをCG的に動かすというのは、 まさに「ギャップ」の発想、で

    あいうら11話で凄いことやってる - まっつねのアニメとか作画とか
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    by740 2013/06/20
    3段組くらいの密着マルチ的に、しかし奥から手前に動かす背景確かに凄い。キャラではなく3DCGの傘を載せてる辺り実験的使用?
  • 楽しめないアニメから護身する方法・99%のアニメを楽しむ方法 - まっつねのアニメとか作画とか

    おはぎさんの (アニメを厳しく見ること、厳しく評価することについて ) http://nextsociety.blog102.fc2.com/blog-entry-2186.html にインスパイアされて。 以前はアニメを厳しく見ること、厳しく評価する事が良い見方だと信じていました。 厳しく見れば、評価すれば、良い見方が可能になると思っていました。 そして自分が大好きな作品のレベルに達しない作品はダメだという評価をしていました。 この考えの元、色々な作品を見ては、 「作品Aはダメ。○○な理由で良くない」 「作品Bはダメ。○○な理由で良くない」 と評価を下していきました。 そう、学生時代の頃から数年間は以上のような見方を続けたと思います。 でも、自分なりの厳しい見方をし続ける内に、 自分の中にある変化が起こっていることに気がつきました。 「あれっ。新しく見る作品が無くなってきている…」 「最

    楽しめないアニメから護身する方法・99%のアニメを楽しむ方法 - まっつねのアニメとか作画とか
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    by740 2013/05/28
    最近読んだウンベルト・エーコの「小説の森散策」にあった、作者が創作の際想定する読者であるモデル読者という概念と、まあ違うけど通じるものもある感じ。ソーシャル環境を意識的に使うかどうかだなー。
  • アニメ砂場論についての整理 - まっつねのアニメとか作画とか

    ストレンジャーさんが 「「砂場」なんかいらない - いつだって"気"じゃないと気が済まない君へ」 http://d.hatena.ne.jp/tunderealrovski/20130425 という記事を書いていた。 その引用元が、たまごまごさんの 「「砂場」としてのアニメがある、日々の楽しみ。」 http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20130423/1366738022 さらにその引用元が 「革命機ヴァルヴレイヴ」プロデューサーが語る作品誕生・企画の秘密 池谷浩臣(サンライズ)×丸山博雄(MBS) http://animeanime.jp/article/2013/04/11/13652_2.html さて、この元の元の >アニメが好きだったり、メカが好きで見てくれる方々やスタッフ含めてみんなが、 >毎週遊べる砂場みたいなものになれたら幸いですね。 この

    アニメ砂場論についての整理 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/05/13
    後半私見の話ながら、こちらの最近考えてるコミュニティのツールに使われてる感に合致するところが多くあるな。その河森さんであっても自己アニメメソッドに固まっていくから人は難しい。
  • マジェプリ6話「言ったはずだ!ウシロシンジは天才であると!」 - まっつねのアニメとか作画とか

    同意、ウシロシンジは天才。 というわけでマジェプリ6話です。 ここまで面白かったわけですが、 6話をもって、「プロローグ終了」というところでしょう。 この構成観は、「ゼーガペイン」を思わせる。 ノーマッドグロス回としての参加ですが、 元永さんとウシロシンジさんが相性が良いですね。 例えば二人とも00年代以降に活発に「画面分割」を最前線で使ってきた演出家 参考 http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20110703 この二人が組んでいるのだから、当然 ウシロシンジらしさでいうと こういう何気ないカットで 「あ、ケイは当に校庭の真ん中でやってるんだw」 というのを感じさせるのもポイントが高い。 ウシロさん、何かこういう「広い空間にポツン」みたいの 結構好きだよね そして このカット! ウシロシンジさんてやっぱ天才だわ。 天才性でいうと これも! こんなカット入れら

    マジェプリ6話「言ったはずだ!ウシロシンジは天才であると!」 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/05/11
    深夜アニメで虫プロ系の演出を磨いてきた元永さんとウシロさんは相性いいよなー
  • ゆゆ式の本質としての「おしりかじり虫」 - まっつねのアニメとか作画とか

    あるものに対して、それを知っていると、 それに対して付加価値を得たり、何十倍も有効活用できたりするものがある。 人はそれを「質」とか「コツ」とか「ツボ」とか「カーメン」とか 言ったりする。 私は「ゆゆ式」の1話を見たとき、非常に落胆した。 このアニメの面白さも分からなければ、 このアニメが、どういう意図をもって作られたものかも分からなかった。 端的に言ってつまらなかった。 しかし、ゆゆ式はそのままつまらないアニメではなかった。 2話は面白かった。 冒頭から面白かったのだ。 2話と3話を何回か見て、分かった。 奴らが来たのだ、と。 「ネギま!」1期の時の赤松健の言い回しを借りれば 「おしりかじり虫班」が来たのだ。 「おしりかじり虫」はちょっと前に流行った歌とPVではなく、 5分アニメの方だ。 金田朋子の圧倒的な声優力とシュールな演出が見所のアニメ。 シュールさという意味では「て〜きゅう」や

    ゆゆ式の本質としての「おしりかじり虫」 - まっつねのアニメとか作画とか
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    by740 2013/05/04
    このチャンネルは持ってなかった。吉成鋼さん期待。
  • あいうらは三度刺す - まっつねのアニメとか作画とか

    毎年のことだけど、この時期は仕事が忙しくて、 記事を書くのが億劫になってしまう。 今期も色々と面白いからもうちょっと書きたいんだけど。 というわけで、「あいうら」 時間のない私にぴったりの優秀な5分アニメ なにが優秀って、あいうらは1に少なくとも3カットは素晴らしいのがある! あいうらの編部分は実質3分だから、 実に1分に1回はグッとくるカットがあるということになる。 この密度は素晴らしい。 1話から見ていこう。 まずはこれ フトモモ!フトモモ!!フトモモ!!!(ヤマカンの妄想ノオト風に) 久々に「脚アニメ」が来たな!という印象 かつては、アニメ様提唱の「3大脚メーター」として 沖浦さん、山内(則康)さん、平松(禎史)さんの3忍が君臨していた。、 (参考:http://www.style.fm/log/01_talk/okiura03.html) 比較的近年であれば、平松さんがエンジェ

    あいうらは三度刺す - まっつねのアニメとか作画とか
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    by740 2013/04/27
    映像の流れをどう作っていくかの技が凝縮されてるような密度
  • ラブライブ12話〜渡邊哲哉の望む永遠part2 - まっつねのアニメとか作画とか

    「きっと、インベルは……ううん、iDOLでも人でも、好きな人と一緒になるって、そういうことじゃないよ。好きな人と一緒になるって、その人と同じになるんじゃない。きっと、違うところをお互いに見つけていくことなんだよ。だから、わかんないことも、キライって思うこともいっぱいあるかも知れないけど、でも、きっとそれでいい。それでよかったのに。インベルは千早さんを見てたのに。千早さんは、インベルに見てもらおうとするだけで、インベルを見なかった。それはきっと……愛じゃないもの!」 当に待ったよ。 こういう回が来るのをじっと待っていたよ。 途中、けいおんの悪夢を思い出させるような合宿回を入れるから、 結構心配してたんだ。 それでも俺たちの花田先生はやってくれたんだ。 でも、この回は花田先生だけの功績ではない。 かのお禿御大も言うように、「アニメはコンテが7割」 コンテマンがもし京極監督だったら、ここまで秀

    ラブライブ12話〜渡邊哲哉の望む永遠part2 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/03/25
    たった二回のローテ参加でも、作風と合致してアクセルのかかった演出がくるから凄いよなー。
  • ラブライブ9話雑感 - まっつねのアニメとか作画とか

    自分のことを優れているなんて思っている人間はほとんどいないってこと。 だから努力するのよ、みんな。 そうやって少しずつ成長して、成長した周りの人を見てまたがんばって。 ライバルみたいな関係なのかもね、友達って。 これを聞いて、 自己愛とか自己評価に関しての、 このアニメの立ち位置の表明だな、って思ったんですよ。 多くの人は、自信と不安の境目を彷徨っていて、 「私凄いじゃん!」と「私駄目じゃん……」を繰り返している。 人間、下を見ても上を見てもキリがなくて、 こいつよりは私の方が優れていると思う時もあれば、 この人は敵わないという時もある。 でも、自分の方が優れていると思ってた人にピンチを救われたり、 この人には敵わないという人の弱さがチラッと見えたり。 そういうことを積み重ねて、他者を認識し 自分を相対化し、努力をする。 ラブライブが9人のアイドルユニットの物語であるからには、 その成長に

    ラブライブ9話雑感 - まっつねのアニメとか作画とか
    by740
    by740 2013/03/09
    "演劇とは関係性の芸術であり、アニメもまた同様である"