1.望遠レンズ+パンフォーカス 『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』6話(絵コンテ・演出:ウシロシンジ、矢野孝典) 『ましろ色シンフォニー』3話(絵コンテ・演出:ウシロシンジ) ウシロシンジさん的な縦の構図。 被写界深度の深さがポイント。 パンフォーカスであるだけなら 普通にあるとは思うのですが、 ウシロシンジさんの場合は パンフォーカスに望遠レンズを使っている点が特殊です。 いわゆる黒澤明監督的なパンフォーカスで。 何が何でも望遠レンズでピントを合わせる。 広角でやればいいところを、 わざわざ望遠レンズを使用して ボケないように光量をガンガン使って、 全員の顔にピントを合わせる。 何故そうするのか。 それは、望遠レンズにする方が 温かみのある絵になりやすいからです。 広角だとキューブリックっぽくなりますので。 使い分けが重要ですな。 ウシロさんはときどき、 黒澤明を意識した絵作りをされ