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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (10)

  • アニメ『ゆるキャン』: 極東ブログ

    アニメ『ゆるキャン』が面白かった。が、どう面白かったのかと言うために、実に、奇妙な感覚を強いられる。 優れた作品か?と問い直して、やはり、もにょる。それほど優れた作品ではないけど魅力的、とでも言いたい気もするが、そうでもない。絵もそこそこきれいだし、コンセプトとかキャラもいい、と言えばば、それもそうなのだが、それでも、もにょる。友情? 女子トーク? まあ、そういう何かではない。 学習漫画『キャンプ入門』というのでもあれば、それに近い気もするし、特段、深いコンセプトがあるわけでもない。 なんというのだろうか。 まず……、私はびっくりしたのだった。 女子高生が一人で冬にキャンプってするのか? 昭和な私には、ありえねーと思ったのだが。危険じゃないのか。いや、危険じゃないし、別に女性高校生が一人キャンプに行ってなにが悪いわけでもない。ただ、昭和時代にはそれは実質無理だったのではないか。いい時代にな

    bystander07
    bystander07 2020/03/26
    波動でしょうね。バイブスとも言う?
  • 韓国の幼年期の終わりとでもいうべきものかもしれない: 極東ブログ

    いくつかの報道に触れ、これは、もしかすると、韓国の幼年期の終わりとでもいうべきものかもしれないと、少し思ったことがある。話は少し回りくどくなる。きっかけは、この朝日新聞の報道である。 米軍駐留費「日は5倍負担を」 ボルトン氏が来日時に 土佐茂生=ワシントン、牧野愛博 2019年7月31日14時00分 トランプ米政権のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が先週、日を訪問した際に、在日米軍の日側負担について、現状の5倍となる巨額の支払いを求める可能性があることを伝えていたことがわかった。米政府関係者が朝日新聞の取材に明らかにした。同盟国の負担増が持論のトランプ大統領による交渉前の「言い値」とみられるが、日米同盟に悪影響を及ぼす可能性がある。 ボルトン氏は国家安全保障会議(NSC)のポッティンジャー・アジア上級部長とともに、7月21、22日に来日し、河野太郎外相や谷内正太郎国家安全保障

    bystander07
    bystander07 2019/08/02
    私を離さないで
  • ドラマ『宇宙を駆けるよだか』: 極東ブログ

    Netflixドラマ『宇宙を駆けるよだか』が面白く、また心に残った。 このところ、よく和製ドラマを見るようになった。NHKのドラマは以前からもたまに見る。『ふれなばおちん』は感動した。途中まで見てほっておいた『受験のシンデレラ』はオンデマンドで通し見したら存外に面白かった。『嘘なんてひとつもないの』は愉快なコメディだった。などなど。まあNHKのドラマは見る、ということだった。そして民放ドラマは見ずして久しかった。最後に見たのは、仮面ライダーものや『あまちゃん』とかを除けば、『都合のいい女』だっただろうか。浅野ゆう子のファンだったか。ああ、Wowowドラマはいくつか見ていた。 最近、民放ドラマをよく観るようになった。『モンテ・クリスト伯』は最初の2話で死にかけたがその後は面白かった。ありえないシュール設定も楽しいものだった。ギャグ視していたが、最終に近くなり、けっこう難しい問題を扱っているシ

  • [アニメ] 魔法少女まどか☆マギカ: 極東ブログ

    『魔法少女まどか☆マギカ』をたらたらと見た。見ろと勧められたというほどでもないが、それに近いようなことがあって、なんとなく見始めて見終えた(映画は見ていない)。この手のアニメのキャラクター・デザインは私は苦手なのと、オタクっぽさを感じさせるアニメはそもそも苦手なんで、こんなの俺が見るかなあ、と思っていたが、たらたらと見ることの利点もあるもので、しだいに面白くなった。というか、これはなるほど重たいテーマなのだなと理解した。 以下、ネタバレを含む。それと、この記事は批評的なものではない。感想というか連想というか、そういうものだ。まあ、どうでもいいという類でもある。 この作品で魅力的なキャラクターは、何と言っても、と言っていいのではないか、キュゥべえだろう。古典的な文学作品の文脈で言えば、悪魔の類型になるのだろうが、悪魔が通常、悪なるものを定義する形で表現されるのに対して、キュゥべえは、悪を止揚

  • SEALDsについて少し思った: 極東ブログ

    SEALDsについてまったく関心がなかった。若い人のデモ団体の1つであるとは認識していた。そういうデモは民主主義国家なので自由に行えばいいと思う。余談めくが、先日、ピンズラーのフランス語レベル5をとりあえず終えることができたのだが、そのなかでも若い人がデモを行う話題が二、三あった。いわく、デモに紛れた米国人の彼氏が警察に捕まっちゃったうぇーんというと、大丈夫よくあることだよ、僕も捕まった経験あるよ、パスポートもって警察にさあ行こう、といった内容である。さらに余談だが、男性同性愛者の結婚の話題とかもあった。なかなかすげーフランス語レッスンであった。つまり、楽しい。デモも同性愛結婚も、日でも、もっとやれ。 たまたまたSEALDsについて、ただ若い人がそれぞれ勝手な理由で、とにかく憲法違反だから安保法案に反対するというシングルイッシューの単純なデモ団体だ、と思っていた。のだが、そうじゃないよ、

  • そういえば、ラジオ体操というのがあったな: 極東ブログ

    筋トレや有酸素運動のついでにストレッチもしている。だが、ストレッチが身体によいのか確信が持てないでいる。 先日、クランチがよくないという話を書いた。書いてからやっぱり書かないほうがよかったかと悔やんだ。ストレッチもしないほうがよいという話題が欧米にあるが、これも書かないほうがよいかもしれない。どうだろうか。私が知らないだけで、日でもすでに常識化しているのだろうか。ちなみにサッカーをしてた学生に聞いたら、ストレッチではなく、「ブラジル体操」してたとのこと。 少し触れておくと、2002年に「英国医学誌」に掲載された研究に「運動前後のストレッチがもたらす筋肉痛とケガのリスクへの影響」(参照)があり、結論は引用先を見てもわかるように、筋肉痛の軽減にもならないし、ケガの予防にもならない、ということだった。その後の研究もある(参照)。複数の研究からも概ね否定的(参照・参照PDF)。 ストレッチはしな

  • 腹筋トレーニングでなぜシットアップとクランチがいけないのか: 極東ブログ

    Ooops! 前回の記事で、腹筋のトレーニングでシットアップとクランチはもう標準的じゃないよっていう余談をつい書いてしまったら、なぜだよ、仄めかさないで教えろよ、みたいな声が、あった。でも、あえて書くまでもないじゃん。そんな情報、あちこち落ちているじゃん。ネーバーまとめとかにもあるんじゃないの。 うーむ。どうかな。ちょっと書いておきますね。腹筋トレーニングでなぜシットアップとクランチがいけないのか。それと、どうすりゃいいのか。 そうはいっても、僕みたいな、筋トレ初心者が書いてもなんなので、2009年のNewsWeekにあった関連の話題を簡単に紹介するってことで、ここはひとつ。オリジナルは"Stop Doing Sit-Ups: Why Crunches Don't Work"(参照)。以下、意図は汲みつつも適当な話に作り直しているので、正確にはどうなんだよというのが気になったら、英語のほう

  • [書評」老けない筋トレ(山本ケイイチ)ほか筋トレ関連の本: 極東ブログ

    筋トレを再開して1か月。以前もなんどかやっては挫折している。たいていは病気や発作とかで中断してしまうとなかなか再開できずにいる、というのがある。今回もどこまで続くやら。でも、猛暑の前に体力作っておこうと思ったら、もう猛暑ですよ。もうもう。 今回の筋トレ再開でいろいろわかったことがある。というか、以前は一定の筋力が維持できればいいやと思っていたし、そのレベルでは順調だったこともあるのだけど、今回はもうちょっと組織的に取り組んでみた。先日、『ライフ・プラン: どんな男性でも健康を維持し、セックスを楽しみ、強くしまった体が持てる』(参照)の話を書いたのもその一環。他にもいろいろ読んでみた。 『ジムに通う前に読む―スポーツ科学からみたトレーニング (ブルーバックス)』(参照)は、その表題どおり、ジムに行く前に知っておくとよいことが書かれている。ジムといっても筋トレに限らず、ストレッチング、ウォー

  • [書評]日本人はなぜ貧乏になったか?(村上尚己): 極東ブログ

    自民党総裁に安倍晋三氏が返り咲いた当初、奇異な目で見られていたその経済政策、通称アベノミクスだが、比較的短期間に多くの人から支持されてきたようだ。理由は単純。安倍首相がアベノミクスを掲げただけで円高が止まり、株価が上がり、実感としてもこれから日経済が前向きになってくる期待が醸成されたからだ。 それはいいとしよう。では、実際に、アベノミクスの内実がどれほど理解されているというと、どうだろうか。なかなか難しそうだ。メディアで活躍された経済専門家もしばしばとんちんかんな説明をしたり、どうでもいい賛否両論でお茶を濁したりする。その点、書「日人はなぜ貧乏になったか?」(参照)は、アベノミクスの要点を、いわば想定問答集のようにして、通説の誤りを逐次指摘する形式で明確にまとめている。解答集の虎の巻といった趣向である。 重要な論点の一つは、長期に渡り日経済を蝕んできた「『デフレ』の正体」である。第

  • [書評]これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義(ウォルタ-・ル-ウィン): 極東ブログ

    強い通り雨が過ぎて晴天の空が現れたとき、私は小高い場所か、空を広げる場所を探す。太陽を一瞥してその反対の空を見上げる。運が良ければ、そこに虹がある。大空を渡す虹がきれいに見えているなら、円弧の外側に目を向け、もう一つの虹、薄い副虹を探す。虹はしばしば二重になっているのだ。主虹と副虹。そして、その二つの虹の色の順序が逆になっていることを確かめ、すこしうっとりとした気持ちになる。 なぜ、主虹と副虹と色の順序が違うのか? その前になぜ虹が現れるのだろうか。その説明は比較的簡単な物理学で説明できる。もし私の横に同じ虹を見ている人がいて、そのことに疑問を持つなら説明したい。なぜ? 私は虹が好きだし、その仕組みも好きだ。物理学が好きな少年だった。 そうした思いがそのまま書「これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義」(参照)にある。主虹と副虹もきちんと実験を含めて説明されている。そうだ、

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