中年ライダーらが古いバイクを連ねて集団走行する「旧車會(きゅうしゃかい)」。愛車はビンテージものだが、無料通信アプリ「LINE(ライン)」といった最新の通信手段も活用し、福岡では若い世代も目立つ。ただ、違法な改造や走行をしたり騒音を出したりするメンバーが後を絶たず、警察はLINE監視など新たな対策で目を光らせている。 「ドッドッドッド」。低く迫力ある排気音が響く。赤と黒の車体が特徴の愛車「ホンダCBX400F」にまたがり、福岡県久留米市を拠点にする旧車會のメンバーの男性(35)が現れた。このバイクが販売されたのは1980年代前半だが今でも名車として人気。状態の良い中古車を探し出して130万円で購入し、マフラーは往時の通りにと20年前のものに付け替えるなど改造に50万円かけた。 男性のように古いバイクの愛好家が集まる旧車會に、ここ数年で変化が見られるようになってきた。 かつては電話で連絡を取
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