「企業アプリケーションの多くがコンテナ上で動くことが前提となる時代にあって、そのカギを握る企業はどこか。答えは決まっている。Googleだ」―これは2017年11月、「vFORUM 2017」の開催にともなって来日したVMwareのパット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)CEOがプレスインタビューの席で発したコメントです。この秋、筆者は国内外のITカンファレンスに数多く足を運びましたが、取材のたびに感じたのがエンタープライズクラウドにおけるGoogleの存在感が日を追って強くなっているという点でした。ゲルシンガー氏が率いるVMwareをはじめ、Salesforce.com、SAPなど、エンタープライズITのトップベンダがそれぞれの年次カンファレンスにおけるメインの発表としてGoogleとの提携強化を掲げており、Google Cloudがエンタープライズのプラットフォームとして認