貿易とは、得意な産業では輸出して、不得意な産業では輸入することだ。これは「比較優位」という概念で説明される。 Wikipediaの言葉を借りるなら『経済主体内での相対的有利さを経済主体ごとに比較したときにどちらが優位であるかという二重の相対比較が比較優位』ということ。 日本の中では自動車が農業の3倍得意で、アメリカの中では自動車が農業の2倍得意、その3倍と2倍を日米比較したら日本の方がより自動車の相対的な得意さが大きい、 これが日本がアメリカに対して自動車に比較優位を持つということ。アメリカも自動車の方が得意で農業の方が不得意だけど、アメリカの比較優位は農業になる。 ここが元増田の説明の仕方だと、誤解を生みやすい。 アメリカの自動車の生産性が日本の自動車の生産性より高くても、比較優位があるのは農業の方になる、というのの方は比較優位の単語を知ってる人は誤解しないけど。 なお、もしアメリカで何