経済学者ケインズの師であるマーシャルは、ロンドンの貧民街にケンブリッジの学生たちを連れて行き、こう言った。 「経済学を学ぶには、理論的に物事を解明する冷静な頭脳を必要とする一方、階級社会の底辺に位置する人々の生活を何とかしたいという温かい心が必要だ。」
皆さんこんにちは、IT・情報戦略コンサルタントの辻井康孝です。 前回に引き続き、ビジネスマンにとっての「情熱と客観性のバランス」について、考えてみたいと思います。 前回の記事では、情熱が勝ち過ぎていた場合にどうなるか、ということについて考えました。今回は逆に「客観性」が突出しているとどういうことが起こるかについて、考察してみましょう。 まず大前提として、ビジネスにとって「客観性」は必須です。これはもう、当たり前のことですよね。客観性のない会社は、間違いなく倒産します。 ただ、すべてが客観性のみによって判断され、進行していく組織には、活気が生まれにくくなります。特に経営者がこういうタイプの場合、その企業の特色として、まず社員に覇気がなくなります。またその経営者の器と能力を超えるビジネスはなかなか生まれないので、事業をブレイクスルーする力に欠ける会社が多いということも言えます。 社員も、どちら
物理的にバッドセクタが発生して読み込めなくなったハードディスクをソフトウェアの力で修復し、再度利用可能にするという、にわかには信じられないソフトウェアです。 修復可能なのは、磁性の極性変化による物理的エラー。それ以外の物理的破損によるエラーはさすがに修復できません。しかし、大体6割程度はこの磁性エラーなので、このソフトを使えば60%の確率で復活できるらしい。 前回、ハードディスクの診断を行った結果、全く使い物にならないダメージを受けていることが既に判明しているわけですが、果たして、復活できるのでしょうか? というわけで、実際に試してみました。 HDD Regenerator http://www.dposoft.net/#b_hddhid 59.95ドルのシェアウェアで、デモ版では実際に最初に見つけた1セクタ分のバッドセクタを修復してくれます。極端な話、1セクタ見つける度に再起動してやり直
EC studioではGoogle Appsが英語版の時から利用し、 国内第一号の代理店(リセラー)になり、Google社から Google Appsの活用事例として取材されました。 ■Google Appsケーススタディ – 株式会社 EC studio 取材の際にはGoogle社員の方が「Google社内でもここまで 活用できてませんよ!ここまでの活用法はすごい!」と驚かれました。 この記事ではGoogle Appsのメリットの紹介や、それぞれの ツールの活用方法、ほとんど知られていないが実はこんなことが 簡単にGoogle Appsでできちゃいますという機能を紹介したいと思います。 ■Google Appsのサービス紹介 Google Appsのサービスについてはすでに知っていると言う方は こちらの動画は飛ばしていただいて結構です。 Gメール、カレンダー、ドキュメント、ビデオ、モデレ
Wikipediaといえば世界で第5位の訪問者数を誇る巨大サイトですが、システム運営に携わる人間は世界でわずか6人、しかもこれはボランティア込みという恐るべき少人数で、第4位のFacebookのサーバ数が3万台を超えているのに対して、Wikipediaはわずか350台で運用している……などというような感じで、知られざる今のWikipediaの実態が「KOF2010」にて本日行われた講演「Wikipedia / MediaWiki におけるシステム運用」で明かされました。 登壇したのはWikipediaを運営するWikimedia財団のエンジニアであるRyan Lane氏で、100席ある座席は満席になり、隣の中継の部屋まで人があふれているほどの盛況っぷりで、語られる内容もなかなか参考になることが多く、今後のGIGAZINEサーバにも活かせそうな内容でした。 というわけで、「Wikipedia
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