下水道に使われている「ご当地マンホール」を題材にした「マンホールカード」が人気を集めている。全国145の自治体で170種類のカードが無料配布されており、配布地域を訪ねて回るコレクターも。静岡県内では既にカードを配布している富士市と南伊豆町に続き、静岡市と浜松市が3日からカードの配布を始める予定で、観光客を呼び込む起爆剤としての効果が期待されている。 マンホールカードは全国の自治体などでつくる下水道事業の広報団体「下水道広報プラットホーム」(GKP)が下水道のイメージアップを狙って発案。昨年4月に全国28の自治体で全30種類のカードの配布を始めたところ、瞬く間に増刷を要するほどの人気になった。 自治体ごとに個性 海外のマンホール蓋と違い、日本のマンホール蓋は地域の花や観光名所が描かれるなど、自治体ごとに異なる個性が味わえるのが特徴。さまざまな色を使ったカラフルな蓋も多く、珍しいマンホール蓋を