海外旅行に行った時、変圧器を用意するのは面倒だと思ったことはありませんか。なぜ日本はコンセントの電圧が諸外国よりかなり低いのでしょうか? エンジニアでも案外知らない、国際間の電圧の違いのあれこれ、一緒に考えていきましょう。 アメリカの電圧は110-120V。これは、エジソンが1882年、ニューヨークで世界で最初となる電力会社を発足した際に採用した電圧とほとんど変わっていません。なぜこの110-120Vかというと、当時の電気の使い道としてもっとも重要だった「電球」が、それ以上の高電圧には耐えられなかったからと言われています。そのため、伝統的に、今でもこの電圧を受け継いでいます。
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