4月21日午後(日本時間)、Twitterクライアント「HootSuite」や位置情報ゲーム「Foursquare」などが相次いでダウンした。午後8時時点で復旧していない。 各サービスが利用しているクラウドサービス、Amazon EC2にトラブルが生じているもようだ。 HootsuiteやFoursquareに加え、Q&Aサイト「Quora」など、米国系の著名なサイトがこの影響でダウンしている。
![HootSuiteやFoursquareがダウン Amazon EC2にトラブルか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/37df547c3ab2ca8b1813317ae42fc77fcefb5681/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1104%2F21%2Fl_sk_ec2_01.jpg)
普段の生活の中で、複数の選択肢があり、かつ優劣付けがたい状況下において、いずれか一つを選択しなければならない場合、みなさんはどうやって決めるだろうか。これは、システム開発プロジェクトにおいてもしばしば見られる問題である。PMはプロジェクトの責任者である以上、何らかの選択をしなければならない。PMがどれを選択するかによって、その後のプロジェクト運営を大きく左右することになる。 複数の選択肢に対して、どれにするのか決められないということは、それぞれの価値が等価であるということだ。各選択肢を個別に見ると、どれもそれなりの価値と理由があるように見えてしまう。その結果、自分では決めることができず、「誰かに決めてほしい」と願いたくなる。 このような場合、PMに哲学があるかどうかで大きく異なる。自分の哲学に従って行動するPMは迷いが無く、どのような局面であっても自信を持ってプロジェクトの進むべき方向を示
東日本大震災に伴う停電や、東京電力などによる輪番停電(計画停電)の際、電力を補うため活躍したのが非常用発電機だ。公共施設や通信設備、病院など、24時間停止が許されない施設に必要な電力を供給した。なかでもサーバーやルーターなど大量の業務用IT機器が設置されているデータ・センターでは、高出力のガス・タービン発電機を稼働させることで停電時もシステムをダウンさせずにすんだ。 だが今夏に電力需要家に課される「ピーク電力の25%削減」は、データ・センターにとっては輪番停電よりはるかにハードルが高い。現在データ・センター事業者の間では、複数の事業者がグループを組み、回り持ちで商用電力をカットして非常用発電機を回す「輪番発電」の実施が検討されている。だが「これまで経験したことがない運用。発電機の保守から燃料の供給体制まで1つでも問題が発生すれば、サービス停止に追い込まれる」(データ・センター事業者)など不
去る1月25日、中国科学院(the Chinese Academy of Science)が“戦略的・先端科学技術特別プロジェクト”として、トリウム溶融塩原子炉の研究開発を行うと公式に発表した。その内容については3月3日の当コラムで紹介した。 そして、3月11日の大震災による福島第一原子力発電所の事故だ。 3・11震災発生までは、中国科学院の発表に対して世界のメディアのメインストリームはほとんど反応しなかった。しかし、3・11以後は変わった。 米国は持っていたボールを落としてしまった 3月21日に英国のデイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)に掲載された「中国がトリウムでリードする(China is Leading The Way With Thorium)」と題する記事を見てみよう。要訳すると次のようになる。 津波が福島ウラン原子力発電所を襲い、原子力に対する国民の
フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。 ツイッターは@miyazakid 「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか? 日本は「結婚受難」の時代に突入した。街やオフィスには、「出会いがない」と焦る独身者や「結婚に疲れ果てた」と嘆く既婚者が溢れている。一昔前の日本人なら誰しも得られた「結婚」という当たり前の幸せを、得ることができない。夢や希望を失った「ロス婚」(ロスコン)な人々が増殖する背景には、いったい何があるのか? 婚活や結婚生活に悩みを抱える人々の姿を通じて、「日本人の結婚」をいま一度問い直してみよう。 バックナンバー一覧 あなたは「絶対に浮気しない」と言い切れるだろうか? 「結婚受難の時代」と言われる昨今、社会状況の変化などから結婚をすることが以前
携帯電話業界は、売場に行っても雑誌を見ても、話題はスマートフォン(スマホ)一色のようだ。全国量販店の実売ベースを集計したBCNランキングによると、今年2月は上位6位までスマホが独占。「日本国民総スマホ化」が着々と進んでいるようにも見える。 しかし、よくよく内実を見るとそうでもないらしい。同じBCNランキングでは携帯電話販売台数に占めるスマホの割合も発表しているが、2月は44.3%であり、これまで5割を超えた月はない。つまり、まだ5割以上は日本独自の従来型携帯電話、いわゆるガラパゴスケータイ(ガラケー)が占めている。 また、家電量販店だとスマホの売り上げが若干高めに出る傾向があり、携帯電話ショップなどを含めればもっと比率は高いと推測される。全体で見ると、実はスマホよりガラケーのほうが売れているのだ。 では、ガラケーの中でも何が売れ、注目されているのだろうか。BCNランキング(3月7日~13日
フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。 ツイッターは@miyazakid News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 東日本大震災発生からほぼ1ヵ月が経ち、被災地では復興に向けた動きも出始めた。一方で、「過剰な自粛」や「疑心暗鬼」が日本中で顕在化し、人々のマインドはかつてないほど落ち込んでいる。議論は「花見の是非」にまで及び、日本経済への打撃や風評被害に対する懸念も拡大している。「現在の世相に息苦しさを覚える」という声さえ出始めるなか、人々は何に怯え、背景にはどんな理由があるのか。現状を検証し、課題
この連載では、「ダメに見せないことで評価を高める」ための仕事術を扱っている。前回までは五つ目のネガティブ特性である「本質が語れない、理解が浅い」について説明した。ネガティブ特性は以下の通りである。 先を読まない、深読みしない、刹那主義 主体性がない、受け身である うっかりが多い、思慮が浅い 無責任、逃げ腰体質 本質が語れない、理解が浅い ひと言で語れない、話が冗長 抽象的、具体性がない、表面的 説得力がない、納得感が得られない 仕事が進まない、放置体質 言いたいことが不明、論点が絞れない、話が拡散 駆け引きできない、せっかち、期を待てない 今回から六つ目のネガティブ特性である。「ひと言で語れない、話が冗長」について説明する。 相手にとっての「真の課題」に焦点を当てていない ある目的のために説明しようとするが、内容の核心的な部分に焦点を当てて簡潔かつ明確に伝えようとしない。あるいは、伝えるこ
1962年群馬県生まれ。株式会社リクルートを経て、サンダーバード国際経営大学院でMBA取得。現在、オーダーメイド型企業研修、営業研修を展開するエマメイコーポレーション代表取締役。リクルート社の伝説の営業パーソンが講師陣に名を連ねるオンライン営業研修「営業サプリ」において「売れる営業養成講座」の執筆・総合監修を務める。著書に『リクルート流』(PHP研究所)、『"惜しい部下"を動かす方法ベスト30』(KADOKAWA)、ベストセラー『40代を後悔しない50のリスト』(ダイヤモンド社)、『できる40代は、「これ」しかやらない』(PHP研究所)、『50代 後悔しない働き方』(青春新書インテリジェンス)などがある。 40代を後悔しない50のリスト 1万人から聞き出した後悔年齢は「40代」。職場や家庭でも何かと背負うものが多い「空白の10年」をいかに過ごせばいいのだろうか。30代の延長では失敗するとい
Twitterでフォローさせていただいている@chok12jaさんのつぶやき がきっかけで、外国人の視点から日本のSI業界の問題について分析した面白い英文の記事を見つけました。 How the Japanese IT Industry Destroys Talent | Japan -- Business People Technology | www.japaninc.com [ThinkIT] 第2回:なぜ日本のIT業界ではスーパーSEを育てられないのか (1/4)(New 日本語訳が見つかりました。) 2007年に書かれた記事なのでもう4年も前に書かれたものですが、日頃から私が感じてきた業界の問題点について鋭く批評を加えており、非常に共感する内容が書かれていました。本ブログの主な読者の方々にとっても興味深い内容だと思いますので、ここで簡単に内容について紹介させていただきたいと思います
東京電力の福島第1原子力発電所の事故が深刻さを増すなか、原子力分野の伝統国、フランスや米国の政府首脳、原子力産業のトップが日本に集結している。危機がこれ以上拡大すれば、自国の戦略産業が掲げる「原子力ルネサンス」と呼ぶビジョンも大きく揺らぐためだ。各国は放射性物質の封じ込めへ、物心両面で事故処理を徹底的に支援する構えだ。「大惨事の折りに来日しなければならないのは残念だ」。3月31日夕。慌ただしい
ダルビッシュ有、被災地へ5000万円寄付「1秒でも早い復興を願ってます」 オリコン 3月17日(木)14時8分配信 プロ野球・日本ハムのダルビッシュ有投手が17日、東日本大震災被災地への義援金として日本赤十字社を通じて5000万円を寄付すると発表した。ダルビッシュは球団を通じて「被害を受けた方々に何ができるかを考えた結果、まず義援金を寄付させていただくことを決めました。お一人でも多くの方が助かり、少しでも早く復興することを願っています。被災された方々、非常に辛い状況だと思いますが、頑張ってください」とコメントしている。 ダルビッシュ有の写真付プロフ 自身のブログも「出来ること」と題して同日付で更新。「東日本大震災の影響で多大な被害が出ています。信じられないような光景がテレビに映し出されてもいます。ただ救出されたり、孤立していた人達が発見されたりと嬉しいこともあります」「1人でも多く助か
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン この連載も最後になりました。今回は、そもそも新しい発想を生み出すために必要な基本的な思考回路の転換について解説したいと思います。そのためのキーワードが「イグノランス(無知または未知)」という言葉です。 前々回の「アナロジー思考」にしろ、前回の「抽象化+フレームワーク思考」にしろ、新しい発想をするためにはまず思考回路を「外向き」に変える必要があります。外向きとは「既に知っていること」に目を向けるのではなく、「知らないこと」に着目することを意味します。 ある程度やるべき方向性が見えている安定成長期には「知っていること」をいかに速く実行できるかが成功の鍵でしたが、先が見えない現代では、知っていること(=過去)からの発想だけでは不十分だといえるでしょ
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