韓悳洙(ハン·ドクス)大統領権限代行首相が1日、権限代行首相職を辞任し、「ルビコン川」を渡った。 40年あまりを行政官僚としてだけ働いてきた彼が、76歳の高齢で初めて政治に挑戦するという「びっくり決断」を下したのだ。 しかし、ある権限代行に与えられた時間は短いのに対して、解決しなければならないことは多いという点で、憂慮を示す政界関係者も少なくない。 来週までに「ビッグテント」の構成を終えた後、国民の力の大統領選候補と一本化を成し遂げなければならない切迫した日程が彼を促している。 「政治新人」一人の権限代行の力量は予行練習なしに直ちに試験台に上がる展望だ。 韓権限代行は同日、辞任の弁を盛り込んだ対国民談話を通じて、米国発のグローバル通商危機と極端化した韓国政治の危機に触れ、危機状況を解決するために決断を下したという点を強調した。 ある権限代行は「世界10位圏の韓国経済が主要7ヶ国(G7)水準
