委任状3通、了承なく変更=日弁連総会で、「事務的ミス」 日弁連が3日に開いた臨時総会で、議決権行使を代理の弁護士に任せる委任状3通が、本人に無断で書き換えられていたことが分かった。 問題となったのは、東京弁護士会所属の3人が提出した委任状3通。本人らが了承していないのに、委任先の弁護士名が変更されていた。日弁連側は、委任状の提出を受けた同会の事務手続き上のミスと説明したという。 3人のうち中川素充弁護士は取材に対し、「ミスとは考えづらい。弁護士会には事実関係の調査を要請した」と話した。委任先の名前は、同弁護士会の元会長に変更されていたとしている。 本来の委任先だった弁護士によると、総会前に委任状を受け取った際、委任の意向が伝えられていた人数より3人分少なかったことから判明したという。(2017/03/03-21:44) 【社会記事一覧へ】 【アクセスランキング】