動画配信サービス・DMM TVで “地上波では放送できないコント番組”「インシデンツ」を制作した佐久間宣行と、“脱出系ロケバラエティ”「大脱出」を手がけた藤井健太郎。これまでさまざまな面白さを生み出してきたふたりに、番組を作る上で考えること、視聴者の見方や価値観の変化について今感じていることを話してもらった。 【写真】その他の写真を見る ■出演者も何の企画かわからぬまま… これまでの積み重ねで生まれた信頼ゆえの演出 ――おふたりとも自分が面白いと思うことを追求しているイメージがあるのですが、演出・プロデューサーとして、製作陣や演者と同じ方向に進むためにしていることはありますか? 佐久間 僕は仕組みから作るより人から考えることのほうが多いので、ある程度たたき台を作ったところでディスカッションすることが結構あって。そのときに「ここは実現したい」と先に言って、そこが壊れるような提案は飲めないとい
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