ロシアのウクライナ侵攻を巡り「戦争犯罪」について捜査を始めた国際刑事裁判所に対し、法務省が検察官3人を派遣する方向で調整していることがわかりました。 オランダのハーグにあるICC=国際刑事裁判所はロシアのウクライナ侵攻について、「戦争犯罪」と「人道に対する罪」で捜査を始めています。 今月8日には岸田総理が捜査への支援を表明していますが、関係者への取材で、法務省が今月中にもICCに検察官3人を派遣する方向で調整していることがわかりました。3人のうち1人は、ICCの「特別顧問」を務めているということです。 法務省は派遣を通じ、ICC側のニーズなどを把握する考えです。