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ブックマーク / shinta.tea-nifty.com (7)

  • 書評『勝ち馬に乗る!やりたいことより稼げること』 - R30::マーケティング社会時評

    この『勝ち馬に乗る!』という、米国での発刊以来15年目にして邦訳を企画された三ツ松新氏から2月の終わり頃に献をいただいて拝読したのだが、ものすごく印象に残るであるにもかかわらず、「このブログの読者の皆さんにもぜひ読んでもらいたい」などという薄っぺらい推薦の言葉が、どうしても書けない。この猛烈にひっかかる抵抗感は何だろうと、この1ヶ月ほど考え続けていた。 それで、さっきふっとその理由が分かった。なのでそれをまず書いておきたい。「自分の可能性を信じている奴、あるいは今いる会社で努力すれば報われるなどと考えている社畜は、絶対読むな。入手厳禁」。左記にあてはまる人は、読まずに今すぐブラウザの右上の×印ボタンを押すこと。まちがっても以下の文章は読まないでください。 著者はご存じ、あの名著「売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」のアル・ライズとジャック・トラウト。何しろ、「リ

    書評『勝ち馬に乗る!やりたいことより稼げること』 - R30::マーケティング社会時評
    camel_neck
    camel_neck 2007/04/02
    work(仕事)ではなくjob(労働)
  • 拝啓FT様 サービス業の生産性について - R30::マーケティング社会時評

    英FT誌の安倍政権批判記事が結構面白くて、gooニュースの中でもアクセスを集めているみたいだ。 「破壊者」を無視する余裕など日にはない―フィナンシャル・タイムズ(gooニュース) 英国系経済メディア独特の回りくどいレトリックとロジックが駆使されているので、ネット上の特亜批判的な分かりやすい罵倒記事を読み慣れた人には何を批判しているのかよく分からないだろうが、まとめると以下のような感じかな。 「ライブドア堀江がつるし上げにあったのは、彼が攻撃しようとした日政治・経済を牛耳る保守的なエスタブリッシュメントたちのせいだ。この連中は一見進歩的知識人の皮をかぶって安倍政権のブレーンとなっていたりもするが、実際のところ彼らの主張は『世界トップの日の丸製造業をもっと保護せよ、外資の侵入から日を守れ』ということだけだ。要するにお仲間クラブの馴れ合いを守りたいだけなのである。かつて小泉政権で大胆な改

    拝啓FT様 サービス業の生産性について - R30::マーケティング社会時評
  • コンテンツ品質とIT活用のコストはタダではありません - R30::マーケティング社会時評

    なーにが「過剰」だよ。インターネットをバカにするのもいい加減にしろ。ふざけんな。僕だったらこんな仕事、7億円ぽっちじゃあ到底引き受けねーぞ。無茶言うなよ。 過剰広報予算:小泉メルマガ、官邸HPに年間7億円超(MSN毎日インタラクティブ) 毎週一国の総理とその閣僚に旬の話題のコラムを書かせ、誰が読んでも分かりやすいように書き直しつつ、文章の中に含まれている文言に関係する省庁すべてに筋を通すという気が遠くなるような調整作業を毎週1回のメルマガに間に合うように超スピードでこなし、しかも一方で購読者200万人に毎週同じ曜日の決まった時間に遅滞なく配信する。これだけのサーバのキャパシティを確保し、高品質のコンテンツを作り出し続けることに一体どれほどのコストがかかるか、その手間と苦労と技術水準を想像することすらできない党の党首さんに、「実は私、宮崎アニメのファンなんです」とか眠たいことをぬかして欲しく

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  • 冗談じゃなく、結構ありと思うよ - R30::マーケティング社会時評

    僕だって「連載してけろ」とか言われたら嫌だけれどもさ。いや、別にこれだけじゃなくて、その「醜悪な男性誌」のほうでも、どっちも。そういうキャラじゃないんでね。 「品のない女性週刊誌を作ろう!」と呼びかける馬鹿っていいなー(切込隊長BLOG) 以前にあるマーケティングリサーチの会社が「10年後の顧客ニーズ」という調査をして、もっともニーズが高そうと出たのが女性向け風俗サービスという結果だったという話からしても、こういう情報媒体には猛烈なニーズがありそげ。 ただ、隊長の言うとおり、男性版と違って表紙にこれ見よがしな艶めかしい女性の写真を配するといったかたちでは媒体を訴求できないのがちょっと考えれば丸分かりなわけで、ニーズはあるけれどいったいどういう体裁を取って売るべきかというところでみんな悩んでいるところだと思うのだよね。いや、別に僕が企画書いた訳じゃないけど。 そういう意味では、確かに「L25

    冗談じゃなく、結構ありと思うよ - R30::マーケティング社会時評
  • Google Mapで見るディズニーリゾートのトリビア - R30::マーケティング社会時評

    Google Mapの日の情報が更新された、という記事をCNETで見たので、どれどれと思いながらちょっとのぞきに。今回は地図データのアップデートだったらしいが、衛星からの写真データも7月に更新されていたらしい。 そこで、前からその中身を見てみたくてしょうがなかった施設の上空に。そう、それは「東京ディズニーリゾート」。頭の黒いネズミの統べる王国。おお、中の施設から、駐車場の線11に至るまではっきり見えるぜ。と思いながら、ふらふらと空中散歩していたら、面白いものを見てしまった。ディズニーシーのど真ん中に、まっすぐ1の道路が走っているのである。 メディテレーニアン・ハーバーの裏の水上パレード用ボート繋留所の横、キャラバン・カルーセルの裏側から、ミステリアスアイランドの山脈とマーメイドラグーンの間を通って、ポートディスカバリーのエレクトリック・レールウェイ駅裏側まで、ポートディスカバリー地

    Google Mapで見るディズニーリゾートのトリビア - R30::マーケティング社会時評
  • [R30]: SBの「号外」プロモーション

    相変わらず派手にやってくれますな。新料金プランなどにコメントしてほしいような人もいるようだが、そっちには個人的に全然興味ないので、大西さんのとこでもお読みいただくとして、僕のほうはあえて筋を外したコメントをしておこうかと。 ソフトバンクの奇策 広告で「新聞号外」(Livedoor News) これには正直、たいしたものだなと思った。「号外」という、新聞メディアの粋とも言える発行形態を一企業が自分でビッグイベントのプロモーション手段に使い、新聞側もそれを許容して輪転機を貸してしまう?というこの事態。しかも記者会見からここまで、メッセージの組み立てやその露出させ方と、消費者を店に引きずってくるまでのプロセスとが完全に計算されている。このキャンペーン仕切った人は、広告屋冥利に尽きるでしょう。教科書の事例にしたいぐらい、見事なものだ。 ただ、新聞業界的に言うと、広告営業的には「よくやった」なのか

    [R30]: SBの「号外」プロモーション
  • サラリーマン経営はオーナー経営より強し - R30::マーケティング社会時評

    「ああ、とうとう勝負あったか」と思った。今朝の日経のニュース「メディセオとパルタックが経営統合」を読んで、ふとそんなことを考えた。 一般人からはあまり見えない業界の話なので、ピンと来ない人も多いだろう。少し説明しておくと、メディセオホールディングスは、2004年にクラヤ三星堂とアトル、エバルスという3つの医薬卸が合併してできた国内最大手。パルタックもこれまで多くの問屋が合併してできた会社で、日用雑貨卸の国内最大手である。 メディセオの前身であるクラヤ三星堂は、国内最大の製薬メーカー、武田薬品工業の系列卸であり、病院や薬局に圧倒的な取引の強みを持つ。ここ数年、医薬卸は業界再編が相次いでおり、メディセオは武田直系という商品力に加えて、規模の競争でもその先頭に躍り出た。 ただ、メディセオにも弱点があった。それは大衆薬である。大衆薬の国内最大手は大正製薬。武田の商品力にものを言わせられない分野だ。

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