2次創作がコンテンツの寿命を延ばす──角川会長と川上会長が話す、ネット時代の電子書籍(1/3 ページ) 角川とニコ動が手を組んだ電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」の公開に合わせ、角川グループホールディングスの角川歴彦会長と、ドワンゴの川上会長が対談。電子書籍や著作権、Amazonの動向などを語り合った。 角川グループとニコニコ動画が手を組んだ電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」の公開に合わせ、角川グループホールディングスの角川歴彦会長と、ドワンゴの川上量生会長によるトークセッションが開かれた。誰でもコメントを投稿できる時代の電子書籍や著作権、日本で電子書籍を販売したいAmazonの動向などを語り合い、ライブ配信したニコニコ生放送には約1万7500人が来場した。 提携のきっかけは 角川グループとドワンゴは約1年前に包括的な業務提携を発表。角川の電子書籍プラットフォームとニコ
6 Reasons We're In Another 'Book-Burning' Period in History | Cracked.com By: S Peter Davis October 11, 2011 これを聞いた人の8割は私の顔を殴りたくなるだろうが、端的に言おう。 私はこの数年、仕事の一部として図書館書庫をめぐり歩いて、 稀覯本を含む本を数万冊以上捨ててきた。 焚書と聞いて、一般にはおそらくナチスドイツを連想する人が多いんじゃないだろうか。 それは不寛容と反知性の象徴だ。 だが今回の焚書は違う理由で起こっている。 #6. あなたの街の図書館でいままさにやられている本を捨てているのは、利用者が誰もいないような辺鄙な田舎の図書館だけじゃない。 おそらく世界最高の権威がある図書館、大英図書館でも、本の廃棄が産業的な規模で行われている。 オーストラリアのニュー・サウス・ウェール
国会図書館といえば日本最大の図書館で、漫画だろうとエロ本だろうと集めていることで有名である。 その使命は国民の文化的財産を永く後世に残すことだそうな。 であれば、ここ数年の日本文化を語るのに外せない「けいおん!」は当然置いてあるはずである。 以下のデータベースで調べられるようなので、「けいおん!」「かきふらい」で検索してみた。 国立国会図書館 NDL-OPAC 結果 >和図書 1-1(1件) >1. けいおん!テレビアニメ公式ガイドブック / かきふらい[他]. -- 芳文社, 2010.1. -- (Manga time KR comics) へー公式ガイドもあるんだ凄いね。 …ってちょっと待て。 肝心のコミックスが入ってねぇ!! 色々と条件を変えて検索したが、マジで持っていないようだ。 ここに無いということは、数百年後には誰もけいおんを読めなくなる可能性がある。 クソッなんて政治だ!
アダルトPCゲームメーカーAileのTwitterアカウントより、ニコニコ動画への同社ゲームソフト「relations sister×sister.」プレイ動画のアップロードについて怒りのTweet。 ただいま絶賛激怒中 本日Aile公式blogにて重大発表を行います 著作権に関する問題です Aileが潰れるとかではありませんよTue May 10 05:35:44 via Twitter for iPhoneみやび@Aile miyabi_aile 正規購入ユーザーのゲームを楽しむ権利を貶める、愚弄する行為には徹底交戦します。不退転の決意というものを思い知って頂きますよ。いまさら削除しても無駄です。悪しからず!Tue May 10 05:45:38 via Twitter for iPhoneみやび@Aile miyabi_aile 著作権侵害(知的著作権)のプロを味方にしました。割れよ
カラオケで、ボーカロイドの勢いが止まらない。 2010年のJOYSOUND年間総合ランキングで、ベスト10の半数はボーカロイドPの曲だった。初音ミクブームから3年が経過し、すっかり日常的なエンターテイメントとして定着したように見える。 2010年JOYSOUND年間総合ランキング 1位:残酷な天使のテーゼ/高橋洋子 2位 キセキ/GReeeeN 3位 春夏秋冬/Hilcrhyme 4位 magnet/minato(流星P) feat.初音ミク、巡音ルカ 5位 ハナミズキ/一青窈 6位 裏表ラバーズ/wowaka feat.初音ミク 7位 メルト/supercell 8位 炉心融解/iroha(sasaki) feat.鏡音リン 9位 Butterfly/木村カエラ 10位 ワールドイズマイン/supercell (出典:JOYSOUND公式サイト) そして、長年言われ続けてきた「カラオケで
名古屋フィルハーモニー交響楽団のサロンコンサート=名古屋市音楽プラザ ノーギャラのボランティア演奏会でも楽曲の著作権使用料を支払わなければいけないのか。音楽の著作権を管理する日本音楽著作権協会(JASRAC)と各地のオーケストラの間でこんな議論が起きている。主催の名義が変わっただけで、支払いを求められるようになったケースもある。著作権法38条で、著作物を自由に使えるとされる「営利を目的としない上演等」の解釈の違いが原因だ。 神奈川フィルハーモニー管弦楽団は、神奈川県内の養護学校などでのボランティアコンサートを県の依頼に応じる形で実施してきた。「子どもたちに音楽を届けたいという気持ちを積極的に打ち出したい」と今年4月から自主公演に切り替えたところ、JASRACから使用料を払うようにという指摘を受けた。団員は交通費等の実費のみで、公演への報酬は受け取っていない。 JASRAC側の主張はこ
音楽配信事業者や著作権権利者団体からなる一般社団法人著作権情報集中処理機構(CDC)が、円滑な著作権処理を推進するためのシステム「Fluzo」を開発した。これにより、著作権処理にかかる費用や時間が削減できるという。 Fluzoの特徴は大きく分けて3点ある。1つ目は複数の著作権管理事業者の権利管理情報を集約したデータベースだ。社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)、イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)、ダイキサウンドがそれぞれ構築しているデータベースを統合し、楽曲検索時などにおける窓口を一本化する。 2つ目は、音源ファイルから楽曲検索が可能となるフィンガープリント技術の採用だ。従来のテキストベースの検索では、曲名やアーティスト名が1文字違うだけでうまくいかないことがあった。今回、音源そのものから抽出したフィンガープリントデータを検索クエリとして使えるようになり、利便
同じ外資系でもいろいろあるし、業界他社の情報は辞めそうな人から漏れるというのは鉄則なんだけれども、担当していたプロデューサーが後任にきちんと引き継ぎせずに退職してしまうのは如何なものかと思う。 そういう話をしていたら、まとめて書いてくれというので雑感めいた感じで適当にうp。あとは、頭の良い人たちが少しは悩んでくれるんでしょう、きっと。 ● 総論とかの前提 この手の資料がうpされて、興味深く読んじゃうネット住民が多かったりとか。いや、事実だとは思うんだ、が、読み方がむつかしいんだよ。 日本経済の現状 http://rionaoki.net/2010/03/3448 日本の産業を巡る現状と課題 http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100225a06j.pdf 家計から法人へ所得移転が盛大に行われたあとで高齢化の後押
城山三郎原作の小説「官僚たちの夏」がTVドラマ化され、話題を呼んでいます。 高度経済成長期を支えた通産省官僚たちの物語で、熱い男たちの仕事ぶりが、地上の星のごとく輝いています。 ちなみに、私の弱点は「何かに熱中している男性」であることを告白しておきます。 先日放送された第8話は、主人公の一人である風越(佐藤浩一)が特許庁長官に就任するということで、新米特許技術者であり佐藤浩一のファンであるところの私も、わくわくして視聴に臨みました。 しかし……しかしですよ! なんですかこの特許庁の扱いの低さは。 要するに、出世コースを外れた風越の引き受け手として「三流官庁」たる特許庁が使われているわけです。 その後も、飛行機やコンピュータなどの技術開発がめざましく進むシーンは出てくるものの、そういった技術を知財としてどう保護し、生かすか、という話はまったく出てきません。 自由化で進んだ製品を
Googleブック検索やAmazonのなか見!検索など、書籍の中身をインターネット上で検索できるサービスが始まっている。6月には著作権法が改正され、国立国会図書館が図書館内の資料をデジタル化できるようになった。今後はこのデジタル化した書籍をインターネットを通じて誰でも利用できるようにする考えだ。 このように書籍のデジタル化が進む状況に、作家や出版社はどのように対応していくべきなのだろうか。インターネットなどの学術利用をテーマにしたサイト「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」が8月17日、「この先にある本のかたち−我々が描く本の未来のビジョンとスキーム」と題したイベントを開催。国立国会図書館長の長尾真氏、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 准教授の金正勲氏、ITジャーナリストの津田大介氏、データセクション取締役会長兼CIOの橋本大也氏が議論した。 長尾氏はまず、著作権法の改
16歳で起業した経験を持つソフトウェア開発者が、インターネット時代の知的所有権問題を考えるうちに政党を作ってしまった。「海賊党」(Pirate Party)という名の政党は、特許システムの廃止、著作権法の改正、ファイル共有の無料化を訴えて6月の欧州議会選挙に出馬したところ、1議席を獲得。ファイル共有問題に悩む欧州に大きなショックを与えた。 「世界を変えるために、自分に与えられたチャンスと強く感じた」――海賊党の設立者で党首を務めるRickard Falkvinge氏に、海賊党を結党した経緯や主張について話を聞いた。 ――先の欧州議会選挙で1議席を獲得しました。おめでとうございます。海賊党結成後、初めての議席獲得となりますね。まずは海賊党結成の理由を教えてください。 海賊党は2006年に結成しました。同じ年に行われたスウェーデンの選挙では、得票率0.63%で、議席獲得には至りませんでした。し
フェアユースの議論が、ぼくにはどうにもなじめないので書いてみる。 なじめないというのは、現在、おこなわれているフェアユースのテーマはコンテンツの質をあげてより面白く、素晴らしいものにするという観点がまったく欠けているからだ。 米国先導で推進されているフェアユースの本質は、いわば21世紀版”囲い込み運動”であって、ネットにおける覇権というものを確立するために都合のいいような制度に変えようというだけのはなしだ。 コンテンツ業界の利益とかはあんまり考えられていない。犠牲にしてもかまわないという判断は働いているのだろう。もしくは、犠牲にしようというつもりすらないぐらい、考慮されていないのだろうと思う。 ネット時代においてフェアユースがある国とない国ではネット産業の競争力に大きなハンデがつくので、フェアユースを認める流れ自体は変わらないとは思う。なんで、現状の議論自体がどうなるかについて、そっちには
asahi.comの記事によると、正式リリースの2週間ほど前にDir en greyのアルバムの楽曲をニコニコ動画にアップロードしたとして、ニコ動ユーザの男性が著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで書類送検されたとのこと。いわゆるリークとか、プレリリース流出とかいう問題だろう。 Dir en grey所属事務所のサンクレイドのプレスリリースによると、 男性会社員は、2008年10月30日、DIR EN GREYが11月12日に発売を控えていた7枚目のアルバム「UROBOROS」(ウロボロス)の楽曲及びCDのジャケット写真をパソコンインターネット上のサイトで、株式会社ニワンゴが運営管理する「ニコニコ動画」を通じ、権利者に無断で不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害しました。 プレスリリース|共同通信PRワイヤー 当該のユーザは自動送信可能化
市場効率主義の立場から正当性を主張する日本音楽著作権協会(JASRAC)と,市場競争重視を貫く公正取引委員会。審判へとゆだねられた勝敗の行方はどちらへ転がるのか。法政大学社会学部の白田秀彰准教授は,審判で両者の主張が解明され,そこから著作権管理事業構造の本質的な議論へと発展することに期待を寄せる。 今回の公取委による独占禁止法違反適用についてどう見るか。 JASRACは,国際著作権事件である1931年の「プラーゲ旋風」(海外からの猛烈な権利主張により海外楽曲が使いづらくなった現象)を端緒として,1939年の著作権仲介業務法施行の後,政府指導のもと設立された。もとより政府は,音楽著作権の仲介事業について集中と独占(外国人排除)を目的としていた。また,一方の当事者である放送事業者は,総務省(旧郵政省)による免許事業だ。政府は,放送事業への参入調整によって事業を維持できる収益を保障していたわけで
これまで海外市場を目指せという政府の掛け声の下、コンテンツなど多くのサービス系産業プレーヤーたちが挑戦を行ってきた──ことになっている。しかし、気がつくと、それらの多くが空回りをしている。相手を知るという基本的なインテリジェンスが欠如しているからだ。 3月後半はコンテンツ系イベントが目白押し 今、南の島に向かう機内だ。昨日までの数日間は、臨海部の東京国際アニメフェア2009(TAF)の準備に追われ、初日は朝一番から弊社「動画革命東京」支援作品売却のプレス発表、お手伝いする宮城仙台アニメグランプリの表彰式、そして、後述する上海文化産権交易所の方をお招きしたシンポジウムと連続してこなし、その後コンテンツ学会の講演に参加し、そしてアニメフェアのために海外からのいらっしゃった方との会とあわただしい一日だった。 だから、南の島のリゾートで身体を休めに……と、いうわけでは、残念ながらない。政府関連会議
テレビ番組のインターネット配信を円滑に進めるため、出演者らの権利処理を一括して受け付ける組織が5月にも設立されることが13日、明らかになった。 芸能プロダクションで作る「日本音楽事業者協会(音事協)」など芸能3団体が窓口を一本化し、放送局が俳優やタレントと配信許諾の交渉を進めやすくする。 出演者すべてから了承を得る難しさが、テレビ番組をネット配信する際の最大の課題だった。新機構の発足で、多くの番組をネットで楽しめる環境作りが大きく前進する。 新機構の名称は「映像コンテンツ権利処理機構(仮称)」。音事協と並ぶ芸能プロダクション団体の「音楽制作者連盟」、俳優らで組織する「日本芸能実演家団体協議会」が参加。来年4月からネット配信に限って業務を開始する予定だ。 放送局などがテレビ番組をネットで配信するには、著作権を持つ脚本家や原作者、著作隣接権のある出演者などから漏れなく許諾を得る必要がある。出演
タケルンバ卿のエントリ「音楽業界はどうなるんでしょうね - 音楽メディアユーザー実態調査で考える - (旧姓)タケルンバ卿日記」。コンテンツ産業への考察記事。 たいへん興味深いテーマです。 以前、私もコンテンツ産業のパイを大きくするための考察を書きました。 「パイ」を大きくするために出来ること - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定) 要約すると、 「パイ」は食べやすい形のコンテンツ 「パイ」を増やすには 現在のユーザーの視聴領域を拡大する これまで全く「コンテンツを買う」ということをしてこなかった層にアプローチする 「案内人」を増やす 時間が無くてお金があれば、人は情報を買う→見取り図を作る 新規購入層の要=こどもたち というわけで、「パイ」を増やしていく議論が必要かと思います。 変わる媒体 ところが、音楽に限らず書籍などの情報は、今後CDやDVDや本という形を取
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