プロセッサも、メモリーも、サーバーも、自分たちで作る――。 高度に分業化が進んだコンピュータ業界において、国内ベンチャーのPEZY Computing(以下、PEZY)の取り組みは明らかに異端だ。異端であるだけに、これまでのPC(パソコン)アーキテクチャーの限界を打破する、新たなコンピュータの姿を見せてくれるのでは、との期待が膨らむ。 PEZYは、シリコンバレーで医療機器ベンチャーを創業した齊藤元章氏が、スパコン技術を開発するベンチャーとして2010年に国内で設立した企業である。 同社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援のもとで、2014年に1024コアのメニーコアプロセッサ「PEZY-SC」を開発。このプロセッサを採用した高エネルギー加速器研究機構(KEK)の小型スパコン「Suiren(睡蓮)」は、電力効率の高さを争う「Green500」の2014年11月版ランキングで
ハードウェアのコラボレーション設計プラットフォーム「Upverter」が興味深いインフォグラフを発表したのでご紹介。 図は、スタンフォード大学の社会学者であるエベレット・M・ロジャースの「普及理論」をハードウェア革命に当てはめたもの。ポイントを拙訳でご紹介。 ・現在ハードウェア革命は、アーリーアダプター(初期少数採用者)の半分くらいのところ ・2014年には、洗練されたハードウェアプロダクトのプロトタイプを一晩で作れるようになる ・2016年あたりから、大規模なオンデマンド製造が可能になる ・2019年あたりには、販売後のフォロー的な営業活動よりも、事前の営業活動の方が重要となる(ハードウェアにおける予約販売が普通になる)。そのための予約販売プラットフォームも充実している ・2020年、インターネット接続されたデバイスは世界中で800億以上となり、これらのデバイスの50%以上が、新しいハー
UEI(株式会社ユビキタスエンターテインメント)の代表取締役社長 兼 CEO清水亮氏。詳しいプロフィールはUEIのページを見てもらうとして、はてなダイアリーに書いている文章は上手いし、enchantMOONというハードウェアを作ったり、会社の愚痴が面白かったりと、凄い人。 一度、オイドンもUEIにお邪魔したことあるんだけど、会議室か社内に印象的なハードウェアが置いてあったんだけど、なんだっけな。 昨日、UEIの清水氏(@shi3z)がTwitterで家入一真氏(@hbkr)の都知事選についてつぶやき、堀江貴文氏(@takapon_jp )とやりあっていて、興味深かったのでまとめてみました。 で、注目のツイートを見る前に、2013年4月、家入氏がクリエイターの若野桂氏に仕事を発注して、代金を踏み倒す事件があったんですね。そのときの清水氏のツイートをまず見てみましょう。 これは訴訟起こすレベル
中国・深圳を拠点とするハードウェアベンチャー向けのアクセラレータプログラム「HAXLR8R(ハクセラレータ)」が発表したリーンハードウェアの資金調達についての資料。 The Lean Hardware Startup: Financing 「リーンハードウェア」とは、ユーザーの声を聞きながらスピーディーに仮説と検証を繰り返して開発を進める「リーンスタートアップ」に「ハードウェア」の言葉がプラスされたもの。来年からあちこちで耳にするキーワードとなりそうです。 この資料が非常に興味深かったので、拙訳、要約、してご紹介。 まず、最初ですが2013年はクラウドファンディングサイト大手Kickstarterだけでも365ものハードウェアプロジェクトが投稿されたとのこと。1日1製品のペースで、昨年の約2倍のプロジェクト数です。 そして、こちらがハードウェアスタートアップのステップ。 1、コンセプト→2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く