ベンチャー等を通じイノベーションを起こす支援人材の、自律的なコミュニティ形成を目指す協議会が設立 日本が有しているさまざまな科学技術シーズを、ベンチャー等を通じて社会実装していくうえで、そのイノベーションに関わる支援人材が、官民の垣根なくコラボレーションしていくための自律的なコミュニティ形成を目指し、内閣府特命担当大臣(科学技術政策)のイニシアティブ(注:主導、発案の意)によって立ち上げられた『サイエンス&イノベーション・インテグレーション(S&II)協議会』。2017年7月27日(木)に、その設立発表会と記念シンポジウムが開催された。会場の政策研究大学院大学(東京・六本木)の想海樓ホールは、関係府省、産業・経済界からの多数の出席者で満員となり、注目度の高さがうかがわれた。 冒頭の鶴保庸介内閣府特命担当大臣(科学技術政策、開催当時)の挨拶によると、サイエンス&イノベーション・インテグレーシ