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大瀬良に関するcandidusのブックマーク (2)

  • 優しい人間は生き残れない世界で。広島・大瀬良大地が求める強さの形。(前原淳)

    イニング途中で交代が告げられても、広島大瀬良大地はマウンドを降りようとはしない。 交代に抗議の意志を示しているのではない。自分への怒りというわけでもない。 理由は、代わりに登板する中継ぎ投手に声をかけるためだ。 7月18日、甲子園での阪神戦がそうだった。9点の大量援護をもらい、7回まで3安打投球。だが、8回に2四球などで満塁とし、押し出し死球で失点をした直後に交代を告げられた。点差や球質を考えると厳しい継投の判断。自他への怒りで足早にベンチに引き上げても不思議ではないが、大瀬良はリリーフカーに乗る2番手・中崎翔太がマウンドに来るまで待った。 「ごめん。頼んだ」 そう言ってマウンドを降りる。 大瀬良という選手はそういう投手なのだ。 「優しい人間は生き残れない」と言う人もいるが……。 その日だけじゃない。降板しても、ベンチの最前列で声を張り上げる。好投しても、不甲斐ない投球であったとしても、仲

    優しい人間は生き残れない世界で。広島・大瀬良大地が求める強さの形。(前原淳)
  • 黒田・前田が広島を去るとしたら……。大瀬良大地に、泣いている暇はない。(前原淳)

    緒方孝市監督は「大地に責任はない」とコメント。前田のメジャー行きが噂される中、大瀬良にはエースとしての期待もかかる。 よみがえる光景に胸がしめつけられる。球場を360度一周できるマツダスタジアムのコンコースを走ると、誰もいないグラウンドが目に入る。自然と地面を蹴る力が強くなり、速度があがった。 「マツダスタジアムでやることで、あの悔しさを忘れないようにしたい」 今季最終戦から約1週間、広島ナインには休みが与えられた。大瀬良大地は毎日のようにマツダスタジアムに姿を見せ、そして走った。まるであの日の光景を胸に刻むように──。 2015年10月7日、マツダスタジアムでの中日戦。勝てば3年連続クライマックス・シリーズ進出が決まる一戦だった。しかし、広島の空気は重い。先発の前田が走者を背負いながら要所を締める投球でスコアボードに0を並べるも、広島打線も0行進。さらにイニングが進むにつれて、重荷を背負

    黒田・前田が広島を去るとしたら……。大瀬良大地に、泣いている暇はない。(前原淳)
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