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電王戦に関するcandidusのブックマーク (4)

  • 将棋電王戦FINAL 第5局――人類とコンピュータ、決着のとき  阿久津主税八段 VS. AWAKEの見どころは

    いよいよこの日がやってくる。随分と待ち遠しかったような、いつまでも来てほしくなかったような――。 将棋のプロ棋士とコンピュータソフトが5対5の団体戦で雌雄を決する「将棋電王戦FINAL」。最終局となる第5局に登場するのは、棋士の阿久津主税八段とコンピュータソフト・AWAKEだ。 棋士側の連勝で幕を開けた戦いは、第3・4局とコンピュータ側が巻き返しを見せ、ここまで2勝2敗の五分に。決着は「FINALのFINAL」たる大将戦に委ねられた。 棋士仲間もうらやむ才能 ファンのため、そして自分のために 阿久津主税八段 阿久津主税(あくつ・ちから)八段は1982年生まれの32歳。羽生善治名人や第4局に登場した村山慈明七段と同じ八王子将棋クラブの出身で、プロ棋士の養成機関である奨励会に小学6年生で入会し、1999年に17歳でプロデビューを果たした。 プロ入り後しばらくは目立った活躍がなかったが、2004

    将棋電王戦FINAL 第5局――人類とコンピュータ、決着のとき  阿久津主税八段 VS. AWAKEの見どころは
  • 将棋電王戦FINAL第2局で衝撃の結末 Seleneが永瀬六段の異例の指し手「角成らず」を認識できず反則負けに

    3月21日、プロ棋士と将棋ソフトによる5対5の団体戦「将棋電王戦FINAL」の第2局・永瀬拓矢六段対Seleneの対局が行われ、Seleneがプログラム上の問題で「角成らず」を認識できず反則負けになるという異例の結末を迎えました。 Seleneの「反則負け」という裁定に 将棋は一進一退の攻防が続きましたが、終盤、永瀬六段が王手で「2七角不成」という手を指したことで解説陣やニコニコ生放送の視聴者から大きなどよめきが。成ることで明らかに駒が強力になる「飛車・角・歩」は、「打ち歩詰め」という反則を避けたいというごく一部の例外を除き、実戦ではまず登場しない異例の手。そのためSeleneにはこの3駒の「成らず」がプログラムされておらず、別の指し手を入力してしまったため、「王手放置」で反則負けと判断したとのことです。 永瀬六段は直後の解説会に登場し、ほぼ勝ちを読みきっていた局面だったことを証明 コンピ

    将棋電王戦FINAL第2局で衝撃の結末 Seleneが永瀬六段の異例の指し手「角成らず」を認識できず反則負けに
  • 第2回将棋電王戦 第4局 電王戦記(筆者:河口俊彦)

    3月1日の深夜、将棋会館でのA級順位戦最終局(将棋界の一番長い日)の取材を終えて、一息入れていると、ニコニコ動画の中継担当者が来て「電王戦の観戦記を書いてくれませんか」と言った。瞬間、「エッ?」と驚き、それから「私はパソコンはおろか、携帯も持っていない年寄りだぜ」担当者は「そういう方に書いてもらいたいのです」と平然としている。そんなものかな、と思い、米長邦雄永世棋聖に、すまないことを言ってしまった話しをすると、「それはいい」とか言われ、うまく乗せられてしまった。で、アナログ老人が思いもかけず恥をさらす事になるのだが、まず、その米長との失敗談からはじめよう。 一昨年の暮、戸辺誠六段の結婚披露宴があり、招かれて控えの間で宴会が始まるのを待っていると、米長が来て「今度、コンピュータと戦うんだ。その対策は十分に考えてある。」と熱っぽく語った。そこで私は「大天才の真価が見られるね」と言ったまでは良か

    第2回将棋電王戦 第4局 電王戦記(筆者:河口俊彦)
  • 泥にまみれた塚田九段が譲れなかったもの -『将棋電王戦』第四局 "棋士の意地"すら超えた、勝負への壮絶な執念

    レポート 泥にまみれた塚田九段が譲れなかったもの -『将棋電王戦』第四局 "棋士の意地"すら超えた、勝負への壮絶な執念 人間対コンピュータの戦い。このレポートも4回目を迎えるが、今回の戦いほど異様な勝負はこれまでの将棋界では見たことがないものだった。筆者は第三局のレポートの結びで「意地の勝負なら塚田九段はきっとやってくれる」と予想したが、塚田九段が見せたのは「棋士の意地」の範疇をすら超えた、勝負への壮絶な執念だった。泥にまみれることすらいとわない、なりふり構わぬ戦いぶりに対しては賛否両論もあるだろう。しかし、この戦いを称えるのか非難するのか、それは勝負を見た人間がそれぞれに決めればいい。ここでは、この日の盤上とそれを取り巻く人たちの間で何が起こっていたのか、その真実に迫ってみたい。 「第2回将棋電王戦」は、日将棋連盟に所属する現役プロ棋士5人と、第22回世界コンピュータ将棋選手権で上位に

    泥にまみれた塚田九段が譲れなかったもの -『将棋電王戦』第四局 "棋士の意地"すら超えた、勝負への壮絶な執念
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