ドイツのある新聞の東京特派員が過去5年間の日本の政府と海外メディアの「対立」について記事を書いている。 安倍政権の国際的評価がどのようなものかを知る上では貴重な情報である。 でも、日本国民のほとんどは海外メディアが日本をどう見ているのかを知らない。 日本のメディアがそれを報道しないからである。 しかたがないので、私のような門外漢がドイツの新聞記者の書いたものをボランティアで日本語に訳して読まなければならない。 このままでは「日本で何が起きているのかを知りたければ、海外のメディアの日本関連記事を読む」という傾向は止まらない。 そんなことまで言われても日本のジャーナリストは平気なのか。 「ある海外特派員の告白 5年間東京にいた記者からドイツの読者へ」 Carsten Germis さて、荷造りも終わった。ドイツの日刊紙Frankfurter Allgemeine Zeitungの特派員として東
ローカリズム宣言 地方移住のための情報誌「TURNS」で2年間ほど連載していたインタビューを採録しました。グローバル資本主義の終焉、少子高齢化による過疎化と限界集落化という現実を踏まえて、「地方移住・帰農・山河の回復」というオルタナティブについて提言をしております。 昨日うかがった話では、地方移住支援のためのある NPO の窓口を訪れた人は去年一年で 25,000 人、10 年前の 10 倍にのぼるそうです。半数以上が 20 代 30 代とのこと。 この趨勢はもう止まることがないでしょう。 デコ/2017-12-07 変調「日本の古典」講義 安田登さんと二人であちこちで行った対談の集成。話題は『論語』から能楽まで多岐にわたります。安田さんが何か驚くべきことを言うとこちらも負けじとさらに驚くべきことを言い、安田さんがそのような挑発を受け流すはずもなく、さらに驚くべき話で切り返す・・・という悪
いよいよこの日がやってくる。随分と待ち遠しかったような、いつまでも来てほしくなかったような――。 将棋のプロ棋士とコンピュータソフトが5対5の団体戦で雌雄を決する「将棋電王戦FINAL」。最終局となる第5局に登場するのは、棋士の阿久津主税八段とコンピュータソフト・AWAKEだ。 棋士側の連勝で幕を開けた戦いは、第3・4局とコンピュータ側が巻き返しを見せ、ここまで2勝2敗の五分に。決着は「FINALのFINAL」たる大将戦に委ねられた。 棋士仲間もうらやむ才能 ファンのため、そして自分のために 阿久津主税八段 阿久津主税(あくつ・ちから)八段は1982年生まれの32歳。羽生善治名人や第4局に登場した村山慈明七段と同じ八王子将棋クラブの出身で、プロ棋士の養成機関である奨励会に小学6年生で入会し、1999年に17歳でプロデビューを果たした。 プロ入り後しばらくは目立った活躍がなかったが、2004
4月11日に行われた将棋電王戦FINAL第5局。2勝2敗で迎えた最終局は、開始わずか49分でコンピュータ側が投了し、プロ棋士側の勝利が決定しました。プロ棋士側の勝ち越しは電王戦開始以来初めて。 最終局、コンピュータ側大将・AWAKEと、プロ棋士側大将・阿久津主税八段による対局は、21手でAWAKE側が投了するというまさかの展開に。AWAKEには「自陣にあえて隙を作ることで、AWAKE側に持ち駒の角を打たせて捕獲してしまうことができる」という、ある種の「ハメ手」に近い戦術が見つかっていました(関連記事)。「人間相手にはやらない作戦のため葛藤もあった」そうですが、阿久津八段は本番でこの手を選択。直後、AWAKE開発者・巨瀬亮一さんが開発者権限による投了を宣言し、異例のスピード決着となりました。 このあと午後6時から記者会見が行われる予定で、ニコニコ生放送ではそれまで、過去の電王戦の対局を振り返
マスクの話、完結編。 フランス人が日本に来て初めての冬から次の夏までの出来事。 2011年の冬。 日本人はマスクしすぎ! ~フランス人と同棲前5~ - コウモリの世界の図解 日本の暮らしでいちばん困ること。 ~フランス人と同棲前6~ - コウモリの世界の図解 2012年の夏。 欧米人はマスクしなさすぎ! ~フランス人と同棲前7~ - コウモリの世界の図解 関連するグラフなど 忍の国・日本では、伊達マスクをする人も多い。 マスクをする習慣のない文化の人から見れば、少し変に見えるのかも。 外国人の少ない日本では、外国人は見られやすいみたい。 うちのマリーヌさんはジロジロ見られるのが嫌で、マスクをするようになったの。 そんなわけで、日本のおもてなしは、まあまあの評価みたい。 海外から来た人達にも、もっと楽しんでもらえる国であってほしいね。 とはいえ治安の良い国だから、マリーヌさんの弟がやったみた
NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロイン・エリーを務めた、米女優のシャーロット・ケイト・フォックス(29歳)が、4月10日に放送されたトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。小学校時代、学校で下着を脱いでいたら退学になったという驚きの過去を明かした。 「(日本語は)60〜70%は言っていることは分かる。しゃべるほうは毎日勉強です」と、この日は通訳の女性と一緒に出演したシャーロット。小学校を退学になったことに話が及ぶと、「大丈夫? テレビで(笑)」と前置きした上で、その理由を語った。 シャーロットによると、退学になったのは「いつもスカートを履いていたんですが、下着をつけていなかったんです」と、まさかのノーパン告白。記憶にあるだけで3回は注意されたそうだが、「ちょっとキツすぎて…」と、登校時は履いていたパンツを、学校でそっと脱ぐという行為を繰り返していたそうだ。 「それで逆さまにジャ
カッコいいんだけど、ポート1個だし、プロセッサも弱いし、バッテリーもたない…新MacBookのレビューが続々入ってきてますけど、さては「未来のラップトップ」は未来すぎた? とりあえず各紙のレビュー第1陣で話題になってるポイントと回答集を1分で読める箇条書きにまとめてみましょう。 ・デザインは? 文句なしにカッコいい。出る前から知ってたと思うけど。 ・性能は? 「Retina MacBook Air」をイメージしてしまうと見劣りするかもしれません。大差ってこともないけど。ネット閲覧とか軽い作業は問題ないのだけど、写真・動画編集となるとカクカクして、バッテリーが減ります。 ・新しいキーボードは? 最初はヘンですが、割とすぐ慣れます。 ・バッテリーもちは? 公称10時間、でもそんなにはもたない。ひどい時は5、6時間で再充電。プロセッサに負担がかかる作業のときは特にそう。 ・USB Type-Cポ
世の中、自分以外の人間がバカに見えてしょうがない、という人間がいる。まあ筆者も小学生の時は成績がずいぶん良かったので、あのまま成長していたら、まさにその手の人間に成長していたかもしれない。 ただ筆者の場合は、幸か不幸か中高と順調に成績が下がったし、会社や大学では死ぬほど賢い人間を山ほど見たので、そうならずに済んだ。むしろ、こんな連中と真っ向勝負していたらどうやっても上がり目はない、どうすりゃ生き延びられるんだろうか、と考えるようになった。思えばよい経験をしたものである。 どうして「他人がバカに見える」人が出来るのだろうか。筆者は囲碁をやるので、ちょっとこの理由がわかる気がする。他人が打っている碁を傍で見ていて、この人は自分より2~3子弱いなと思ったとする。その人と実際に対局してみると、たいてい自分と互角くらいである。傍で見ていて自分と同じくらいと思った相手は、実際に打つと自分より2~3子は
人は、その人にとって必要十分以上の過剰な資産・時間・体力を持て余すと、精神的におかしくなりがちだ。 現代日本のような成熟社会では、生きるのに必要なインフラが整って余りあるモノがあふれているために、自分が何によって生かされているかを考える動機付けを与えない。 だから、目先の楽しみを享受することが当たり前になり、その当たり前が奪われることが最優先に考えるべき危機であるかのように錯覚する人も出てくる。 もちろん、QOL(人生の質)の向上は大事だが、それを持続可能にさせる仕組みが、自分以外の誰かの温情(支配欲求?)によってかろうじて支えられているとしたら、その「豊かな暮らし」の内実は砂上の楼閣だ。 しかし、既にそうした危うい生活を支えているものへの関心を失っていたり、観たくない構えをとることに正当性を感じてしまっている人にとって、自分の生活がペットと大して変わらないことを認めることなど難しい。 彼
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