舞台挨拶に立った真夏竜[映画.com ニュース] 「いかレスラー」「地球防衛未亡人」などの異色作で知られ、“バカ映画の巨匠”を自任する河崎実監督の最新作「アウターマン」の先行上映会が11月3日、都内で行われた。 「仮面ライダー」や戦隊シリーズ、「ウルトラマン」など現在の特撮ヒーロー作品に敬意を表した河崎監督だが、「キャラクター商品のために作っている。しかも、ヒーロー俳優はごく一部を除いて厳しい現実があると異論展開。その思いが製作に踏み切るきっかけとなり、50年間続いている国民的番組のヒーロー・アウターマンが、実は日本を洗脳する悪の宇宙人だったという逆転の発想にたどり着いた。 アウターマンを倒そうとする日本政府の要人を演じたのは、「ウルトラマンレオ」の「おゝとりゲン」役として子どもたちのヒーローとなった真夏竜。「河崎監督は面白い作品を作ると聞いていたので、きっと面白いんだろうなと思って断る選