“自分の価値”を発行・交換できるサービス「VALU」(バリュー)が話題だ。このサービスは、株式会社の「株式」のように、個人が自身の「模擬株式」(価値)を発行し、取引するというもの。6月1日にサービスが正式公開されると、数日で1000万円相当を調達する人も出てきた。 決済にブロックチェーン技術を活用したビットコイン(仮想通貨)を採用していることもあり、興味を持った筆者はアカウントを作成。VALUを始めるには事前に審査が必要となるが、ここも無事にクリアした。 準備段階が終わり、いよいよ自分の“模擬株式(価値)”を売る段階に突入。しかし、チキンな筆者は手を止めた……こわい。 何がこわいかというと、このサービスについてよく分かっていないことがこわい。どれくらいこわいかというと、初めて黒くてイガイガの殻に包まれたウニを目にし、「これを食べろ!」と言われるのと同じくらいこわい。そんなわけで、食べる前に
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