戻らぬ芸人たち、鈴を振ってみるものの出て来ぬ藤吉。残すところあと3話となったところであまりにも暗い展開を見せたが、やはりピンチを救うのは高橋一生演じる伊能栞だ。1週間前の3月20日に放送された第141話でてんとラストダンスを踊り、日本を離れた伊能。そんな彼が灰色の日本にベージュのスーツで颯爽と戻ってきた姿は、まさに王子様だった。 17歳のてんとの初対面シーンで京の町に紳士服で現れたときもそうだったが、ともすれば漫画やアニメ内での理想郷でしか語られなかったキザさを、実写でしっかり成立させる高橋。『わろてんか』の後に続く情報番組『あさイチ』で、「涙吹っ飛ぶ伊能ちゃん」と言っていたアナウンサー・有働由美子の言葉に頷くばかりだ。 さて、戦争を経てゼロからのスタートとなった北村笑店。伊能の登場シーンだけでなく、かつての“ひやしあめ”を彷彿させるようなすいとん販売などおなじみの場面も登場してきた。灰か
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