これから、どんな未来がやってくるのか? 世界中のそこかしこで語られるこの問いに、米国「WIRED」初代編集長として知られるケヴィン・ケリーは、自著『インターネットの次に来るもの』の中で未来を読み説く12の法則を提唱した。この法則を基軸に、未来社会を予測し、創造していく連続公開会議「ホロス2050」が始動した。第1章のゲスト、「WIRED」日本版の若林恵編集長、そして映画監督・押井守氏が語った「未来」をレポートする。 今から30年後を想像してみよう。西暦2047年、あなたの前にはどんなデバイスがあり、どんな家で、何を生業としているのだろうか。 2045年と噂されたシンギュラリティ到来の預言はとうに過ぎ、「AIの進化」なんて言葉が死語になるほど、AIの技術なんてそこらじゅうで使われ、何らかの社会的判断が人工の知性によるものかどうかをいまさら問うこともない。テクノロジーの存在をいちいち気にするこ
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