第70回NHK紅白歌合戦が12月31日、東京・NHKホールで行われ、大団円に終わった。その盛り上がりを支えたのは、4年ぶり3回目となる紅組司会で女優の綾瀬はるか(34)だった。司会者としては致命的なミス連発だったにも関わらず、会場はほっこり。その愛くるしさで新たな司会者の新境地を見いだした。 司会者と言えば、ミス無く、そつなくこなすイメージがあるが、司会者・綾瀬の場合はその正反対。何がおこるか分からない綾瀬の司会ぶりを楽しみにしている雰囲気があった。昨年12月29日、リハーサルの合間に行われた取材会では、総合司会のウッチャンナンチャン・内村光良(55)が「本番でフタを開けてみないとわからないのが綾瀬さんの魅力」と、まるでハプニングを期待するかのようだった。 綾瀬本人は同取材で、ノーミスを目指すと笑顔で宣言。いざ本番が始まると、冒頭のあいさつの「紅組の司会は3回目となりますが」で「紅組の司会