政治をデザインするということ今回は、民主主義のためのデザイン原論、第二弾です。 前回の記事では、民主主義とデザインの関係について、次のように述べました。 ある政党がデザインに致命的に失敗するということは、その政党が「有権者の立場に立って」考えることができない、という事を示しています。分析者にとってだけではなく、そのデザインに触れた有権者もそう受け取るということです。 今回以降は、民主主義とデザインの関係をさらに深く掘り下げていきます。はっきり言えば、選挙と政党をいかにデザインするのか、という話です。 「え、選挙と政党をデザインする、ってどういうこと?政党Webサイトや選挙ポスターをデザインするってことならわかるけど・・・」と思われた方。それが常識的な反応だと思います。 ただ、政党や政治家は本来、有権者にとって「道具」にすぎないと言えば、ちょっと伝わるでしょうか。ここではさしあたり、有権者や
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