およそ1週間前に増え始めたコロナ患者の入院は、倍々で増加を続け、気付けば中等症以上の患者を主に受け入れる当院・埼玉医科大学総合医療センターのコロナ病棟は40床のうち31床が埋まった。入院を必要とする患者の半数は高齢者施設内のクラスターで感染した人々だが、40代や50代の重症患者も4人入院している。現在までに重症となる患者は皆、ワクチン未接種あるいはワクチンを2回までしか接種していない。急速な感染拡大が続く中、当院での第7波における重症者の総数は既に第6波を上回った。少し前まで第7波では重症者は増えないかもしれない、という淡い期待を抱いていたのも事実だ。しかし、期待は既に打ち砕かれている。 当院のコロナ病床の使用率は現在8割。「まだベッドは空いているじゃないか」と思う人もいるかもしれない。しかし、第7波では今まで以上に病床をフル稼働させることが難しく、受け入れ体制は間もなく限界を迎える。その
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