タイトルの通り、J1からJ2へ降格したチームが何年で昇格しているかを、J2開幕年から調べてみました。98年に行われたJ1参入戦で負けた札幌も降格扱いにカウントしています。 注意書きにあるように、J2から初めて昇格したケースは表には入れていません。こう見るとJ1とJ2の両方を経験しているチームが随分増えましたね。降格から昇格まで最も時間がかかったのは湘南で10年。次いで仙台、札幌となっています。降格してから昇格できないままとなっているのは横浜FC(7年)、東京V(6年)、千葉(5年)…と続いています。なんか関東以東ばっかり! 割合で見ると結構わかりやすいです。3分の1が1年で昇格、3分の1が2~3年で昇格、3分の1が4年以上で昇格もしくは昇格できないままとなっています。現在は降格するのは3チームですから、割合的にはそれぞれに1チームずつ当てはまるイメージですね。 1年で昇格した例はだいたいの
結果は3-2でガンバ大阪の勝利。2-0からの大逆転だったので、ガンバ大阪のサポと、2-0は危険なスコア教の方々は大いに騒いだに違いない。スタメンはこちら。 サンフレッチェ広島の注目は、高萩と石原の位置関係が通常と逆になっていることだ。遠藤がトップ下の4-3-1-2で試合に臨むことはメディアを通じて全国民にバレていたので、その対策だろう。今野の突撃は高萩のパスでかわし、阿部を下がらせるために石原で押しこむ。 ガンバ大阪の注目は、4-3-1-2。サンフレッチェ広島対策で通常とシステムを変更してきた。狙いとしては、相手にシステムを噛み合わせることで、高い位置からの守備を可能とすること。遠藤を相手のMFとDFの間のスペースでうろうろさせることで、中央からの攻略を考えたことだろう。 ■日常と非日常のせめぎあい 決勝戦の立ち上がりを、いつもどおりに試合に臨めていたのはサンフレッチェ広島であった。ガンバ
今場所の白鵬が目指す32回目の優勝は、相撲ファンであれば誰でも その意味を知っている。 本来ならば今場所はこの一点に話題が集中するはずなのだが どちらかと言えば逸ノ城の方が話題が出やすい状況だ。 前回の記事ではその理由として 凄すぎる白鵬がこの記録を達成するのは時間の問題で、 凄すぎる故に感情移入しづらく、 力を入れて白鵬を後押しする心情に成りにくい、 という話をした。 相撲界が危機的な状況だったからこそ、 世間は完璧な横綱を求め、白鵬はそれに応えた。 しかし完璧だからこそ白鵬は興味の対象にならないのだとすれば これほど皮肉なことは無いと私は思う。 さて、白鵬の記録が話題になりにくい理由だが、 実はもう一つあり、こちらの方が根深い。 それは、今の白鵬の土俵態度にどう向き合えば良いか、 混乱していることである。 白鵬は前述のとおり、危機的な状況の相撲界で 力士としても人間としても完璧な姿を体
■王国のブラジル ブラジルの強みは速攻にある。中盤での強引なボール奪取からのカウンターは驚異的だ。その一方で遅攻は拙い。ボール奪取を目的として構成されたチームは、ボール保持を目的としてはいないからだ。速攻を除けばブラジルの攻撃はCBからのロングボールと左サイドのマルセロから始まるネイマールやフッキによる強引なサイドからの仕掛けが主だ。こういったブラジルの長所をドイツは消してやれば良い。つまりボール保持には固執せず、ブラジルにボールを渡してやればよい。また強みであるブラジル左サイドからの仕掛けを逆手に取れば良い。 下がってボールを引き出そうとするグスタボやフェルナンジーニョには強く当たりに行く。そしてCBにロングボールを蹴らしてボールを回収する。もしマルセロとフッキのいる左サイドにボールが入った場合は、ミュラーとケディラが素早くプレスバックして守備を行う。 ドイツ右サイドに配置されたミュラー
試合開始前に勝ち点計算してて気づいたのですが実はギリシャ戦は引き分けが一番よかったんですよね 場合分けして説明していくと 勝ちの場合 コロンビア6、コートジボワール3、日本3、ギリシャ0 ギリシャはこの時点で予選突破の可能性は0なのでコートジボワール戦に対するモチベーションはもちろん0よってコートジボワールが勝つでしょう この場合コロンビアに勝たないとダメになってきます しかもギリシャに4点差をつけて勝ててたらいいが、1点差とかで勝つとコロンビア相手に2点差、3点差で勝たないといけないくなります これは厳しい・・・ 引き分けの場合 コロンビア6、コートジボワール3、日本1、ギリシャ1 何が違うかって?この時点でコロンビアの決勝トーナメント進出が決まるんですよ おまけにギリシャは最終戦のコートジボワールに勝てば決勝トーナメンに出場できるのでモチベーションは落ちない ギリシャがセットプレーでた
ブルガリア代表戦の日本代表のフォーメーションは、3-4-3ではなく3-4-2-1だった。香川と乾が中央にしぼりすぎており、あれでは3トップとは言えない。 0-2とブルガリアに完敗したわけだが、敗因は3-4-2-1をやりたい香川と乾と、3-4-3をやろうとしている、その他の選手の間にプレーイメージのギャップがあったためだ。攻守に戦術メカニズムが機能不全に陥っていた。 守備に関しては、いわゆるゲーゲンプレスができていないことが問題である。香川と乾が2シャドー化しているせいで、逆サイドのSBがフリーになっている。それによりボールを奪い返そうとプレスをかけると、サイドを変えられただけで簡単にプレス網を破られてしまっていた。 インテンシティうんぬんとザッケローニ監督が強調していたこともあってか、遠藤も長谷部もゲーゲンプレスに積極的だった。しかし2シャドーが適切なポジションをとっていないため、ブルガリ
──最初にメキシコのゲームプランについて、どう感じたか詳しく。 最初に感じたのは、リードをするまではボールを保持しよう、です。特に守備面でその意識を強く感じました。ドス・サントス兄もペラルタも日本のCBにプレスをかける。DHのサルシドたちも扇原たちにプレスをかけることで、日本のビルドアップを牽制する意識を強く感じました。 このようなプレスをかければ、日本はボールを運べなくなるので、ボールを手放すことになります。もちろん、日本がロングボールをマイボールにすることができればそんなことにはなりませんが、実際には競り負ける場面が多かったように感じました。 ──つまり、相手のCBに襲いかかることで、日本に攻撃を促す→日本が攻撃を仕掛ける→ボールを奪うというプロセスを早めるという狙いがメキシコにはあったということでしょうか。 そうですね。日本のCBが権田にボールを下げても、そこまでプレスをかける場面が
・格下相手の醜態 マレーシア戦でも相変わらずの低調な試合をおがませてくれた関塚JAPANの選手たち。結果が求められるロンドン五輪まで、あと残り5カ月。0-4で勝利したとはいえ、格下相手のあまりにも酷い試合内容に正直めまいがした。 アウェーに乗り込んだ日本代表のスターティング・フォーメーションは4-2-3-1。GK権田の前を固める最終ラインは右から酒井、鈴木、濱田、比嘉の4人。中盤の底には山口、扇原のセレッソ大阪コンビ。2列目は右から斎藤、東、原口。1トップには大迫。 対するホームのマレーシア代表のスターティング・フォーメーションは4-4-1-1。GKはA代表でも守護神を務める主将ファーミ。DFラインは右からジャスリ、アメール、ファドリ、ズビル。中盤のフラット4は右からニザム、イルファン、ファイズ、ファンディの軽量級が並び、トップ下にはアラスが入った。前線はマシャキールの1トップ。 ・シリア
2011年10月26日 巨人軍のドラフト破りを許していいのか!by 藤江直人 さわやかな笑顔で12球団OKを表明する姿に、好感を抱いたのは筆者だけだろうか。 27日に東京都内のホテルで行われるプロ野球のドラフト会議を前に、今年の目玉選手、いわゆる「ビッグ3」の一人である東洋大学の藤岡貴裕投手が初めて具体的な抱負を口にしたシーンだ。 大学でのラスト登板となった25日の東都大学リーグの青山学院大学戦で9回を1失点完投。今シーズン自己最多の13奪三振の力投を演じ、大学通算27勝目をマークした左腕は、最大で7球団がトップ指名で競合されるとみられる一番人気に喜びを隠せなかった。 「どこの球団か楽しみですし、自分を指名してくれる球団が多いのは名誉なこと。1年間、指名していただいた球団で、しっかりと先発ローテーションを守れる投手になりたい」 もちろん藤岡にも意中の球団はあるだろう。しかし、全日本野球連盟
3次予選の第二戦。相手はアジアカップベスト4のウズベキスタン。直近のワールドカップ出場国とベスト4と3次予選で相まみえるのって、普通に考えてどうなんだろうか。何気に死のグループなのかもしれないと、ようやく気がついた今日この頃。 ウズベキスタンはなかなか強烈なチームであった。なお、名前は気になった選手だけ記入してある。嘘だ、メモした紙を忘れたのだ。別にふざけてはいない。 ■誰のためのプレーなのか 最初に注目したいのは長谷部のトップ下である。阿部がスタメンの時点で、3-4-3かな、遠藤が高い位置なのかなと予想されたが、長谷部ががトップ下。つまり、我々の予想を斜め上にいくザッケローニであった。では、なぜに長谷部をトップ下にしたのか。 なので、長谷部の動きに注目していると、北朝鮮戦の柏木に似ていた。遠藤とポジションチェンジするのかなと思っていたが、そんな場面はまったくなく。日本のビルドアップが上手
2010年04月12日 ボスニア二冠に挑むアマル・オシム/古豪ジェリェズニチャールの復活 クロアチアはディナモ・ザグレブのリーグ優勝が秒読み段階となっていますが、お隣ボスニア・ヘルツェゴビナの「プレミエル・リーガ」は残り8節を残し、二つのクラブのマッチレースに集約されました。 2001年と2002年に連続優勝してから8年。再びサラエボの古豪、ジェリェズニチャールは当時と同じ監督の下でリーグタイトルが近づいています。指揮するのはアマル・アマル。いわずもがな、イヴィツァ・オシムの息子であり、ジェフユナイテッド千葉の元監督です。 ボスニア独立後でのジェリェズニチャール全盛期を築いたアマルは、2003/04シーズンのUEFAカップ一回戦でスコットランドのハーツに敗れた直後にフロントと対立して監督を解任。しかし、その後のジェリェズニチャールはタイトルに恵まれることなく、リーグ順位もジリジリと下げ続け
2010年04月07日 セルビア視点で見た「日本vs.セルビア」 私もここクロアチアで「日本vs.セルビア」戦をネット観戦していました。世の中は便利になったもので、日本テレビとセルビア国営放送(RTS)の両方を立ち上げることが可能です。 もっぱら音声はセルビア国営放送を中心にしてましたが、解説者は置かず、日本テレビが作った国際映像をモニターで見ながらアナウンサーが実況していきます(こういったスタイルはここでは一般的です)。アナウンサーはよく日本代表と選手のことを調べており、本田や長谷部、森本ら海外組が欠けただけでなく、ピッチ上の日本選手の情報をも逐一述べておりました。まだ0-0の時点で岡田監督が映った際には、「オカダはワールドカップでベスト4進出を目標としています」と苦笑もせずにきちんと語っていたほどです。 (ちなみにハーフタイムは前半のハイライトを含めたスポーツニュースで、EXILEは出
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