タグ

ブックマーク / futoimegane.hatenablog.com (2)

  • 社会的起業を志す世代の不気味さとその限界 - 誰かが言わねば

    バブル期の若者に人気のあった職業は「たくさんお金の稼げる職業」や「異性にモテそうな職業」が中心でした。その後、一時的に起業家が人気になった時期もありましたが、不況下の日では長く「公務員」や「大企業に勤めるサラリーマン」などの人気が高い安定志向の傾向がありました。最近はここに新たに「社会起業家」というのが加わったそうです。 これは若者の価値観の変化をそのまま反映しています。つまりバブル期の若者は自分自身の価値を計る尺度を「金と女(あるいは男)」の二つしか持っていませんでした。起業家になりたいと思った若者は「自分の能力を発揮すること」を何よりも価値のあることと考えました。一方で安定志向に走る人は自分自身の価値を計っているような余裕はなくて、それよりも貧困に転落しないようにするだけで精一杯ということです。そして「社会起業家」についてですが、これはつまりお金はそんなにたくさんいらないから、それよ

    社会的起業を志す世代の不気味さとその限界 - 誰かが言わねば
  • 日本の起業率が上がらない理由 - 誰かが言わねば

    少年野球チームの四番バッターA君はある日の試合で監督からの送りバントのサインを無視して打ちました。結果はヒットでした。試合には勝ちましたが試合後、監督はA君を強くしかりました。 これは私が中学生の時に道徳の授業で読まされた教材の中身です。この教材の内容が意味するところは、「協調することやあらかじめ決められたルールを守ることの大切さ」を学ばせるというところにあります。 日の社会に起業家が育ちにくい理由は、ここに凝縮されています。 A君があらかじめ決められたルールに従って送りバントをしていれば、試合に勝っても負けてもA君は何の責任も負いません。監督はセオリー通りにサインを出し、選手は全員がサインに従います。その結果が負けであった場合、敗戦の責任を誰ひとり負うことがありません。そしてこのチームは何の反省もなく次の試合に臨みます。会社にしろ役所にしろ、日の組織が腐っていく時のメカニズムがまさに

    日本の起業率が上がらない理由 - 誰かが言わねば
  • 1