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ブックマーク / news.yahoo.co.jp/byline/onomasahiro (3)

  • オミクロンが「自然のワクチン」にならない理由(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

    オミクロンが「弱毒株」であるがゆえに「自然のワクチンになって」パンデミックの出口に至るという楽観論が世界あちこちで広まっており、日にも到達したようです。これは科学的には根拠のない話ですが、実際のところどうなのでしょう。よくみうけられる疑問を検討してみます。 1)オミクロンは「弱毒株」だから感染しても大丈夫? オミクロンが「軽症」ですむ場合にはワクチンの効果による部分が大きいです。ウイルス自体の病原性もデルタに比べると「低い」ですが、これは限定的で独特のニュアンスがあります。 というのは、オミクロン感染では、人工呼吸器を必要とするタイプの重症化率はある程度低下している一方で、入院治療が必要になる程度の重症化率は、とくにワクチンをしていない人や、2回目接種から長い時間がたっている人のあいだではそれほど下がらないようです。 このため、集中治療室よりも一般病棟における医療逼迫が英国などでも問題に

    オミクロンが「自然のワクチン」にならない理由(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 英国の新型コロナワクチン接種 安全性と今後の見通しは?(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

    2020年12月8日、英国の91歳の女性に、製薬企業ファイザー・バイオンテックが開発した新型コロナウイルスに対するワクチン(以下ファイザーのワクチン)が接種された。臨床試験終了後のワクチンプログラムとしての接種は世界で初めてである。ワクチン開発から1年以内で、このようなワクチンが生まれたことは、悪いニュースが続いた2020年の中で、極めて歓迎すべきニュースである。 このワクチンの臨床試験第3相では、アメリカなどにおける2万人以上の被験者を対象に、コロナ感染を95%防御できることが示され、重大な副反応もみられなかった。この結果を精査した英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が、英国内におけるワクチン使用を認可した。 英国はすでに40万人分のワクチンを手元に用意しており、まずは80歳以上の人々、介護機関従事者、高リスクに晒されている医療機関の従事者から接種をはじめ、今月末までに400万人に接

    英国の新型コロナワクチン接種 安全性と今後の見通しは?(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 英政府の対コロナウイルス戦争の集団免疫路線から社会封鎖への「方針転換」と隠れた戦略(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

    先週、英国ボリス・ジョンソン首相が「国民の多数の犠牲」を予告したコロナウイルス対策を発表して1週間になる。最初はラディカルともいえる「集団免疫にたよる」方策だったのが、この1週間で外出の自粛・自宅勤務をはじめとする社会的隔離政策を一気に打ち出し、英政府の方針は大きく変更されたように表面上は見える。 英政府の対コロナウイルス政策の急激な発展は、いくつかの背景を理解しないとわかりにくく、むしろ誤解される点が多い一方、この問題は日にとっても実は対岸の火事では全くない。それゆえ、先週の記事に続いて、英政府の対コロナウイルス戦争の「方針転換」ならびに隠れた一貫した戦略の全貌、その科学的背景について解説を加えたい。 政策の「Uターン」 3月13日のジョンソンの演説内容は、対コロナ対策を戦争に喩えたレトリックとともに衝撃を与えた。しかしながら最も異論を呼び起こしたのは、感染症状のあるひとの自主的な自宅

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