広告が思うような効果を上げられない今、PRが注目を集め始めています。戦略PRというマーケティングに特化した新しいアプローチも出てきていますが、広告やPRに携わっている人に「広告とPRの違いってナンですか?」と尋ねても、2つの違いを明確に説明できる人は多くないでしょう。 説明できない理由の1つに、一見お互いの役割がとても似ているということが挙げられます。 どちらもメディアとは密接な立場にいますが、コミュニケーションを図る手法にはそれぞれ大きな特徴があります。 では、PRが本来持っている役割や効果とは一体どういうものなのか。 3月に開催された広告や広報、マーケティング関係者が一堂に会した「ACフォーラム2009」の発起人で、国内外のPRビジネスの事情に詳しいビーンスター株式会社 代表取締役 鶴野充茂氏にお話を伺いました。 PR、広告、マーケティングなど「伝える」を仕事にしている「マス左派」で