プログラミングは「麻雀」ではないという。 プログラミングにはランダムな要素などなく、自分の書いたコードによって全てが決まるという。 プログラミング能力は個人差が激しく、「純粋な頭脳労働」だから「時間と頭脳があれば原理的に何でもできる」のだという。 情報を集めて勉強して、ひたすらコードを書いて、どんどん「強く」なっていくのだという。 本当に? いや、違う。 プログラミングは頭脳戦であるがゆえに、「麻雀」と同じである。 麻雀と同じように、「流れ」がある。「ツキ」がある。「勢い」がある。 どこで何を切るか、一瞬の「ヒラメキ」も大事である。 それらは経験や勘によって培われる場合もあるし、その人特有の「センス」である場合もある。 いくら情報を集めて、頭でっかちに「強く」なったとしても、「センス」のある人間には勝てない。「勢い」に勝てない。「流れ」に勝てない。「天才」に勝てない。 調子の良い日は100