河村たかし・名古屋市長が4日、東京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した後藤希友(みう)投手(20)の表敬訪問を受けた際、メダルをかじるパフォーマンスをした。この行為に対して、市役所には苦情電話が殺到し、SNS上でも批判が相次ぐ事態となった。 後藤投手から首に金メダルをかけてもらった河村市長は、「重たいなあ」と話した後で突然マスクを外し、金メダルをかじった。後藤投手は一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに笑顔で応じた。 市長周辺からも「セクハラではないか。新型コロナウイルスの感染対策上もアウトだ」と非難する声が上がった。 河村市長は4日夜、「最大の愛情表現だった。金メダル獲得は憧れだった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい」と謝罪するコメントを出した。(関謙次)