医療機関で処方された薬を使って、「これって副作用かな?」と症状に違和感を感じた経験はありますか? どんな副作用がどの程度発生しているのかを迅速に把握し、解析するためのしくみが、ようやく開始しました。これまでの方法とどこが違うのでしょうか。 厚生労働省は2018年4月に、医療現場からレセプト(診療報酬明細書など)、電子カルテ、検査結果などを直接収集して、医薬品の副作用情報などの分析に利用できる「医療情報データベース」(MID-NET®)の本格運用を開始しました。 当面、対象となるのは全国の23病院(東大、東北大、千葉大、北里研究所など)の患者約400万人分。患者の病名、投与された薬やその量、期間、服用後にどんな症状が起きたのかといった情報を収集します。
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