その中で「友達経済」という話があった。仲良い人たちで集まって、守り合いながらみんなでアウトプットする、そのことによってざわつきを生み出し、友達を広げ、その経済圏でお金を回し合うイメージ。よくわかる。 最近SNS上で話題になっているものの多くはこの構造である。批判したいわけではないから名前を出すとALL YOURSとか。マーケターの界隈とか。大小さまざまなものがあるだろう。 正直、とても憧れる。いろんな人を味方につけてやっていくのすごいなあ……と思う。そういうふうにできたらいいな、と思いつつ、どうもひっかかりがあって、いま一歩踏み出せない自分がいる。 「『友達経済』が怖い」のはなぜかぼくは昔から「仲のいい友達グループ」に所属したりするのが苦手だった。ましてや自分でつくったりするのはとても考えられなかった。目立つのは好きだったが、一瞬の切れ味で異常に場を沸かせられればそれで満足だった(伝われ)