臨床の現場では、「アナログの概念を理解した上でデジタルに扱う」ことが必要である(西浦博×岩田健太郎対談) 好評発売中の岩田健太郎著『丁寧に考える新型コロナ』(光文社新書)。 巻末特別対談「『西浦博先生に丁寧に聞く』西浦博×岩田健太郎」から一部を公開いたします。 (※この対談は7月20日にZoomで行われたものを収録したものです。) 何が「接触」になるか―― 一般の人にとっての初めての経験 西浦 ここまで話してきましたように、クラスター対策にも経験と学びが必要だと実感しているところですが、「接触」の定義に関しても、専門家ではない普通の人たちが感覚として経験するのは、今回が初めてではないかと思います。 つまり、何が「接触」にあたるのか、ということですね。 今回、流行は何回か繰り返すことになりますから、その間に学んでいくことになるのかなと思っていますが。 たとえば、分かるように説明しますと、ぼく
![臨床の現場では、「アナログの概念を理解した上でデジタルに扱う」ことが必要である(西浦博×岩田健太郎対談)|光文社新書](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e0e1934e9fc3a4aef31c8bb9f53ffa74e6171a76/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F37674729%2Frectangle_large_type_2_ce1b7811756d770ffa2817b72dae5c8e.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)