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考え事と倫理に関するcarrion-crowのブックマーク (9)

  • 折原浩『氷壁・ナイロンザイル事件の真実』を読んで

    HOME 書評――石岡繁雄・相田武男著『氷壁・ナイロンザイル事件の真実』を読む 折原浩200704 厳寒の北アルプス・穂高岳で遭難があいつぎ、いずれも命綱が切れ、ひとりの若者は墜落して絶望、とラジオ報道で知ったのは、今から約五十年前、大学一年生のころだったと思う。その後、この事件を題材とする井上靖の小説『氷壁』が、朝日新聞に連載され、「山のロマン」として評判になった。筆者も、とびとびには読んだ記憶がある。作家はたしか、「ナイロンザイルに欠陥があって切れた」と、はっきりとは語らなかった。しかし、読者はおおかた、「これほど大々的に取り上げられるのだから、すでに原因は明らかにされ、決着がついているのだろう」くらいに受け止め、山好きの人以外、事件そのものにはあまり関心を向けず、そのうちに忘れてしまったのではないかと思う。筆者も、そのひとりだった。 ところが今回、思いがけず石岡繁雄・相田武男著『石岡

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    carrion-crow 2012/04/30
    東レの社員が「ザイルが切れたデータ」を持ってきてくれた、という話が印象的。 製品安全に対する考え方は半世紀でずいぶん良くなったが、個人と全体に対する考え方はどうか、むしろ後退してはいないか…と思った。
  • 「落書き」は文化を破壊しているか? - 過ぎ去ろうとしない過去

    もし例の大聖堂の落書きが、50年前に長嶋茂雄が書いたものであれば、みんなもっとほほえましいエピソードとして扱ったのではないか。「見てください、壁にたくさん落書きがありますね。おや、こんなところにミスターのも。というわけで正解は、『マジックを売る』でした」 たとえば我々は21世紀のフィレンツェの大聖堂においてなされる落書きをノイズとして拒否するのに対して、1世紀のポンペイの街並みにある落書きは、「生き生きとした庶民感情の発露」として受け入れる。でも、もちろん1世紀の時点において、ポンペイの落書きが「生き生きと」したものとみなされていたわけではない。それは、2000年を経過した我々の視点から見る限りにおいて「生き生きと」したものとして認識される。 とはいえ、ポンペイの「生き生きとした庶民感情の発露」は2000年かけて、火山灰の中でだんだんと醸成されていったものではない。むしろ、あらかじめそこに

    「落書き」は文化を破壊しているか? - 過ぎ去ろうとしない過去
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    carrion-crow 2008/07/05
    ベルリンの壁は許せる気がする/渋谷のガード下もまぁ、あんなもんだろ/善光寺はやめてほしい/新幹線が一番腹立つ。  ……自分でも違いは良く分からない。 / 「美意識」か… http://tinyurl.com/66l89g
  • カメラは銃である。それでも私は、それを他人に向ける。 - nagaimichikoの日記

    書くべきかずいぶん躊躇したのですが、書くべきことがあると思ったので。 6月8日の秋葉原の事件は、当に驚きました。 亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、怪我をされた方の一刻も早い回復を願っています。 秋葉原は個人的にもよく行く場所で、自分の親しい人たちがよく行く場所でもあるので、第一報を聞いたときには震えました。自分が直接知る人の中には被害にあった人はいないようなのですが、twitterを始めてからは名前も顔も知らない知り合いが急激に増えたので、もしかしたらどこかで知っている人なのかもしれない、と思ったりしています。 この事件については、現場にいた人たちがデジカメやケータイで写真を撮ったり、動画中継をしていたことの是非がいろいろ議論されているようです。 それで思い出したことが1つ。 1994年のこと。1枚の写真に、私は出会いました。 小さな、うずくまる黒人の少女。その奥で、彼女をじ

    カメラは銃である。それでも私は、それを他人に向ける。 - nagaimichikoの日記
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    carrion-crow 2008/06/20
    文章が巧い。
  • 秋葉原事件で融解した「野次馬」と「報道」の境界 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS

    電通、三菱UFJ信託銀行など大手企業が相次ぎ参入を表明する「情報銀行」。ここに挑むベンチャー企業がDataSign(東京・渋谷)だ。同社の太田祐一社長は情報銀行という言葉が生まれる…続き 中部電力が「情報銀行」参入へ 電力データを活用 [有料会員限定] 「情報銀行」説明会に200社 データ流通の枠組み始動

    秋葉原事件で融解した「野次馬」と「報道」の境界 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
  • 秋葉原通り魔事件 現場に居合わせた者の主観的記録 | 筆不精者の雑彙

    既にマスコミ・ネットなどで広く報知されていることですが、日秋葉原で通り魔事件がありました。今聞いたところでは、7名の方が亡くなられたとのこと。亡くなった方のご冥福と負傷された方のご快復を心よりお祈り申し上げます。 さて、何の因果か小生、この現場に居合わせておりました。思うに死んだ人に対し生きている人が出来ることというのは、死んだ人のことを記憶にとどめ忘れない(そして後世に伝える)ことだけであろうと思います。そこでその場に居合わせた者として、そこで自分が見聞きして記憶に残っていることを以下に整理し、事件の記憶をとどめる一助としたく思います。なお、どうしてもこのようなものはマスコミによる報道が「印象」を(その場にいた者にさえ)刻み込んでしまうものですので、小生はまだマスコミ報道に敢えて目を通さず、自分と同行の友人諸氏とが経験したことに基づいて、記録をまとめようと思います。ですので報道と矛盾す

    秋葉原通り魔事件 現場に居合わせた者の主観的記録 | 筆不精者の雑彙
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    carrion-crow 2008/06/13
    「大勢の人が写真を撮っていました。小生は今日はたまたまカメラを持ち合わせませんでしたし、また写真を撮るというのもあまり適切な行為とも思われず…」 なぜ撮影は不謹慎と取られるのだろう?
  • http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY200806120251.html

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    carrion-crow 2008/06/12
    「しかし、テロリストを厳正に処罰することと、テロが生み出される背景を無視することは異なる。」 事ほど左様に、みんながテロに説得力を感じてしまった感が(記事にもネットにも)あふれている気がする。
  • 秋葉原で、通り魔事件の模様がUstream実況されたわけだが…。 - workshop PCエンジンおしゃれ計画blog

    その情報伝達の早さというのはテレビの比じゃないよね。 http://recently.sakura.ne.jp/wp/?p=41 Recently - 秋葉原刺殺事件に遭遇して 撮影者の気持ちの混乱具合*1も含めて、 その圧倒的な早さ自体が、多分東京・秋葉原クオリティ。 秋葉原を選んでわざわざ凶行をおかした犯人も、 この圧倒的な早さは強く意識している可能性が高い。 その早さは倫理的にいいことなのか、わるいことなのか、 (大学で技術倫理を習ったのに)未だによくわからないけど、 多分、技術の進歩としては向かっていく方向だと思う。 こういうシチュエーションでは、 写真の途切れ途切れ感という「遅さ」は色々重すぎる。 カメラ内蔵MacBookを逆さに持って、 iSightで撮影して、e-mobileで通信して実況するという、 極めて"スマートではなくて不格好、「マカー必死だな」的な撮影スタイル(<重

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  • Thirのノート

    thir ノート:覚え書き。断片的かつあまりまとまりのない文章を記録/公開しています。詳しい方針は自己紹介にて。

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    carrion-crow 2008/06/09
    「「プロは良くて、一般人はダメなの?」という問いかけにあえて答えてみると、それでも両者の間に決定的な違いは存在しないと思える」
  • Recently - 秋葉原刺殺事件に遭遇して

    みんなも知ってると思う今日の秋葉原の事件をUstreamを使って映像配信してた。 身内だけで見てたけど2chに張られたらしく視聴者が2000人を超えた当りでサーバーとマシンの負荷の限界が来て配信終了。 実際、すぐ隣で蘇生術ほどこされてる重傷の人とか、止血ようの布とか散らばってて生々しかった。 これはただの報道ごっこであり、そんなの撮るんじゃない。不謹慎だ。とか思われるだろうし、警官の人にも「人の不幸を撮って楽しいか?」とか言われました。 たしかに最初は面白そうだし、映像のネタになるだろうから。。。というのが配信をした動機だし、配信初めて視聴者が1000人超えた当りでかなり興奮しててただ撮ることに必死でした。 これはかなり楽しんでいたと思います。 もしかしたら報道のカメラマンはこういう気持ちになってる人もいるんだろうなぁ~そんな気持ちの中ひたすら撮って、みんなの反応を見ていた。 MacB

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    carrion-crow 2008/06/09
    「これはかなり楽しんでいたと思います。もしかしたら報道のカメラマンはこういう気持ちになってる人もいるんだろうなぁ~そんな気持ちの中ひたすら撮って、みんなの反応を見ていた。」自分なら撮ってから考える。
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