ジェネリックといえば、お薬、だけではありません。家具にもあるんです。高価な有名デザイナーの作品と同じデザインなのに、価格は大幅に安くなっています。あこがれのソファやテーブルが気軽に手に入るとあって、知る人ぞ知る人気です。 黒革に銀色のパイプが映えるル・コルビュジエのソファ、簡素ながら曲線美が特徴のイームズのシェルチェア――。大阪市西区の家具店「esq(エスク)南堀江店」には、一度は見たことがある有名デザイナーの家具がいくつも並ぶ。すべてジェネリック家具だ。 新薬の特許が切れた後に、同じ成分で別会社が安くつくる「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」からつけられた呼び名だ。もともと英語のジェネリックには「商標切れ」の意味もある。家具の場合、デザインの意匠権が切れた後、その権利を持たないメーカーが同デザインのものを安くつくっている。かつては、複製を意味する「リプロダクト品」とも呼ばれていた。 たと
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