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ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (3)

  • アベノミクスの金融部門:簡単なモデル - himaginary’s diary

    なる論文をAlexei Krouglovが書いている。原題は「Monetary Part of Abenomics: A Simplified Model」。 で、Krouglovって誰、という点についてだが、別の論文のSSRNエントリによるとカナダ在住のようで、肩書きは「Independent Researcher」となっている。「Mathematical Dynamics of Economic Markets」という著書もあるようだが、正規の学界研究者ではないようなので、研究内容もその点を踏まえて読んだ方が良さそうではある。 この論文は今年の2/4付けとなっているが、執筆のきっかけになったのは昨夏の日の金利上昇のようだ(その問題を扱ったNick Roweの6/10付けWCIブログエントリ「日はもう死んでいるのか?(Is Japan already dead?)」へのAlex名での

    アベノミクスの金融部門:簡単なモデル - himaginary’s diary
  • 私がオックスフォードで学んだこと - himaginary’s diary

    と題してクリス・ディローが、およそ30年前に学んだことで今も有用だと考える点として以下の6項目を挙げている。 経済学はメカニズムの研究であり、モデルの研究ではない。問題は、どういったメカニズムでXがYに影響するかだ。それは時と場所によって異なる。従って、課題とすべきは、(単に)モデルを解くことではなく、どれが我々の現状に最も関係しているのか、と問うことなのだ。 経済理論には歴史があり、それを勉強するのは有益なことだ。その中には、現代経済学が解くことなく放置した問題がある。 経済学は単独で研究することはできない。経済学について真剣に考えると、いずれは必ず政治的な問題にぶち当たる。それは権力の質という問題だったり、合理性の質といった哲学的ないし心理学的な問題だったりする。 読者を退屈させてはいけない。「最初の優れた一文で私の興味を掻き立てろ」とブライアン・ハリソン*1は生徒に言ったものだ。

    私がオックスフォードで学んだこと - himaginary’s diary
  • ミクロ的基礎の問題点:悪しきミクロ - himaginary’s diary

    ネットで見掛けた下記のツイートのリンク先の論文を読んで、そういえば少し前にEconospeakでピーター・ドーマンがマクロ経済学のミクロ的基礎を批判した際にも効用理論を槍玉に挙げていたな、と思い出した。 https://twitter.com/naoshiy/status/234971434903019521:twitter Econospeakを開くと、サイドバーの人気ポスト一覧で、表題の該当エントリ(原題は「The Problem with Microfoundations: Bad Micro」)が先頭に来ている。そこで、今日はそのエントリを訳してみる。 ノア・スミス、サイモン・レン−ルイス、ポール・クルーグマンが既に各々の切り口でこの問題を取り上げているが、今や、嫌がられるほど忌憚の無い見解を述べるべき時が来たのかもしれない。マクロ経済学のミクロ的基礎というのは原則的には結構な話だ

    ミクロ的基礎の問題点:悪しきミクロ - himaginary’s diary
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