《原作者・武論尊さんの名を不動のものにしたといえるのが、昭和50年から週刊少年ジャンプで連載された『ドーベルマン刑事(デカ)』だ。当時はハリウッド映画「ダーティハリー」シリーズが人気で、さらにハードな刑事ものを目指し、凶悪犯を躊躇(ちゅうちょ)なく射殺させた。作品の人気はうなぎのぼりとなり、連載は4年にわたった》 昭和48年に担当から「平松(伸二)くんっていう高校生の漫画家がいるから、読み切り1本書いてくれない?」って言われて、「いいですよ」って書いたんですよね。野球ものの読み切り『限界30球!』を。平松くんのデビュー作は持ち込みで新人賞か何かを取ったのがあるので、その次の作品とかになるんですかね。肩を壊したピッチャーが、あと30球しか投げられないって話で。えーっと、最後は…ゴロを投げるんじゃなかったかなあ。落ちは覚えてないなあ。 その後、ジャンプで別の漫画家が体調を崩して5週空いて、編集

