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心理学の研究論文は再現性が低いことが指摘されていました。再現性が低くなる原因は、学界全体に「疑わしい研究手法 (QRPs)」が蔓延していたことにあるとみられます。 現在は学界全体をあげての対策が行われているようです。研究の事前登録、データの公開、追試などが重視されるようになっています。 学界は正しい方向に進んでいるようですが、だからこそ、重要な発見だとみなされてきた過去の研究成果が次々に覆されているようです。 少々調べましたが……、いやはやこれは……脱力しました。心理学以外の分野でも援用されている有名な研究たちが、あれもこれも。興味を引かれたものに重点をおきつつ、ざっくりとメモ的にまとめておくことにします。 2021年9月12日追記 追試というのは、1年半以上かかるものも珍しくないようです。かなりの時間・精神力・体力を要するのに対して、見返りが少ないものといいます。この記事では多くの研究の
詳細はボカすが吐き出したくなったので投稿。 厳密に言うと同じ現場の別業種の他会社の( その業種はそこの1社しかない)話で、直接俺とは関係ない。 そこの会社の業務はサービス業の側面が強く、客先の従業員への窓口対応がメインの業務で、テキパキと迅速な対応が求められる場面が多い。 その為か、指導が割と厳しい。服装の乱れや持ち物から髪色まで細かく言われる。ミスが発覚すると裏で詰められる。(1人で多くの人数を捌くので早く覚えて欲しいという意図もあるんだと思う)物言いがキツい社員と穏やかな社員で二極化していて、割合は半々ぐらい。 そこの会社に新人が入ってきた。20代の男性で、物静かそうな、大人しそうな子だ。こっちが挨拶をすれば返ってくる。 そこの会社の従業員たちが言うには、その子はとてつもなく仕事覚えが悪いらしい。受け答えが覚束ず、メモばっかり取っていて、ろくに客と対応が出来ないと嘆いてた。最初は物言い
ASMR(英: autonomous sensory meridian response)は、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚[1]。正式、または一般的な日本語訳は今のところ存在しないが、自律感覚絶頂反応(じりつかんかくぜっちょうはんのう)という意味である。一般的な読み方は「エー・エス・エム・アール」だが、「アスマー(エイスマー)」や「アズマー(エイズマー)」と呼ぶ傾向もある[2]。 ASMRを感じるきっかけや感じ方には個人差があるが、視聴することによってそのきっかけを作り出そうとするASMR動画が動画共有サイトに多数投稿されている[1]。ASMR動画の制作・投稿者は「ASMRtist(エー・エス・エム・アーティスト)」[3]、「ASMRIST(アスマーリスト)」[2]などと呼ばれる。 炭酸飲料を飲む時の音 医学的な効果は不明であるが、慢性
戦場の霧(せんじょうのきり、独: Nebel des Krieges、英: fog of war)は、作戦・戦闘における指揮官から見た不確定要素を言う。プロイセン王国の軍人・軍事学者であるカール・フォン・クラウゼヴィッツによって定義された。 古来より作戦・戦闘における意思決定の的確性は収集された情報の質と量に依るため、軍隊では情報収集のために偵察・捜索を組織的に行ってきた。しかし戦場において常に完全に状況が把握できるほど情報が揃うことは歴史的に見れば極めて稀であった。なぜなら地形や自軍・敵軍の状況、行動を完全かつリアルタイムに指揮官が把握することは技術的な観点から不可能であったからである。特に敵情については非常に流動的であるため、常に更新の必要性と情報の不完全性がつきまとい、指揮官が充分な根拠と確信を以て意思決定することを妨げてきた。クラウゼヴィッツはこれを「戦場の霧」と呼んだ(『戦争論』
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 脚注による出典や参考文献の参照が不十分です。脚注を追加してください。(2019年10月) 大言壮語的な記述になっています。(2022年10月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2022年10月) 古代の石器。大きなものは、石斧として用いられたと考えられている。 飛行中のMGM-29A短距離弾道ミサイル 武器(ぶき、英: weapon, arms、ラテン語: arma アルマ)は、戦闘に用いる道具や器具の総称である。 広義では、戦争や軍隊で用いる兵器や武装、さらには人員・物資までも含めて「武器」とよぶ場合や、人間や動物がもつ社会競争で有効な長所や生き残りの手段を「武器」と比喩表現することまで含める場合もある(例:「逃げ足の速さが武器」「豊富な知識が武器」「コネクションの広さが武器」、など)。 武器は殺傷
ダン・アリエリーの論文の一つに再現性が無い。 調査の結果、データが全部捏造されたものだという。 どうしてこうなった。 ダン・アリエリーへの疑い ベストセラーとなった行動経済学の本に『予想どおりに不合理』がある。このブログでも何度かお勧めしている本で、読んだ人も多いだろう。 予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 作者:ダン アリエリー早川書房Amazon 本書の著者、ダン・アリエリーが共著者である論文について、データ捏造の疑いがかけられ話題となっている。 実験の主導者であるアリエリーは、「データが捏造されていること」については同意しているが、問題のデータは研究パートナーの「保険会社からもらったもの」であり、自分および共同執筆者たちはプライバシーの観点からデータ収集・データ入力・データのマージには関与していないと言っている*1。 本件はデータの不正を暴く過程が面白
モチベーションのクラウディングアウトとは外発的な報酬が労働者などに代表される個人の勤労意欲や社会倫理に関する内発的動機付けを駆逐し、そのパフォーマンスを低下させてしまうという心理学の研究から得られた知見[1]。 ある労働者が自分の担当する職務を遂行することに喜びを感じ満足しているような状況において、とつぜん成果依存型の報酬制度に変更されてしまった場合、まるで自分がお金のために働いていると感じてしまうことによってかえって仕事に対する満足度が低下しモチベーションが下がってしまうことがある。いくつかの実験によれば固定的な賃金体系と成果報酬体型を比較した場合、後者のほうが努力水準が低下し効率性が阻害されてしまうという実験結果が得られている[2]。
過剰正当化効果(かじょうせいとうかこうか、英語: overjustification effect)は、金銭や賞品などの外発的インセンティブが、タスクを実行する人の内発的動機づけを期待に反して低下させるものである。アンダーマイニング効果(英語: undermining effect)とも呼ばれる[1]。過剰正当化は、「モチベーションのクラウドアウト」として知られている現象に説明を付けるものである。以前は報われなかった活動に対して報奨を提供することの全体的な効果は、外発的動機への移行と既存の内発的動機づけの弱体化である。報酬が提供されなくなると、その活動への関心は失われる。その後も内発的動機づけは戻らず、活動を維持する動機として外発的報酬を継続的に提供されなければならなくなる[2]。 過剰正当化効果は、多くの場面で広く実証される。この効果を早くに実証した実験の1つが、1971年にエドワード・
ゲーミフィケーション(英: gamification)は、コンピュータゲームのゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言う。 ゲーミフィケーションは一般に、ゲームデザイン要素を用いてユーザーエンゲージメントや組織の生産性、フロー、学習、クラウドソーシング、従業員の採用および評価、使いやすさなどを向上させるのに用いられる。 ゲーミフィケーションに関する研究の多くでは、個人差・文脈差が存在しつつも、被験者に良い効果を与えていること示している。 狭義: コンピュータ・ゲームのなかで特徴的に培われてきたノウハウを現実の社会活動に応用すること。アドバゲームやシリアスゲームは含まない。 最狭義: 強化学習プロセスやフロー体験を成立させるための最適なフィードバック設計のノウハウを応用すること。 どの論者においても共通するポイントとして、「ゲームを作る」という行為自体とは区別がさ
ごちすう(ご注文は数オリですか?) @gochisuu 偶然にも日本中が五輪の幕開けに沸いている中ですが、先日リモートで開かれた第62回国際数学オリンピック(ロシア大会)において、今年も日本選手全員のメダル獲得(金1銀2銅3)が決定しました!特に金メダルは2年ぶりの奪還です!みんな本当におめでとう!そしてお疲れ様!2年後はここ日本での開催です! リンク Wikipedia 国際数学オリンピック 国際数学オリンピック(こくさいすうがくオリンピック、英: International Mathematical Olympiad, IMO)は、毎年行われる高校生を対象とした数学の問題を解く能力を競う国際大会である。 テストは2日間あり、出場者は各1日4時間30分で、3問ずつ挑戦する。各問題は7点満点で採点され、満点は42点である。採点の結果、上位1/12位には金メダル、次の2/12位には銀メダル、
神秘主義 アンリ・セルーヤ 白水社(文庫クセジュ) 1975 Henri Sérouya le Mysticisme 1956 [訳]深谷哲 編集:鶴ケ谷真・平井良成 装幀:田渕裕一 胸が痛い。息切れもする。左肺上葉の腺癌を取った。ゴールデンウィーク直前の午後一番の手術で、緊急事態宣言が再発令された日だ。ぼくはスタッフたちに送られて「島流しに行ってくるね」と笑った。 築地のがんセンターは翌日から外来全面休診になり、それが1週間続いた。すでに1年以上前からコロナ対策で面会者は病棟には入ってこられない。そのため入院患者すべてが島流しのように家族や知人から隔離されている。最近両親を亡くした編集工学研究所の安藤昭子や佐々木千佳も親の死に目に立ち会えなかった。高齢のまま一人ぼっちで死んでいったのだ。 医療現場のせいでも、病院経営のせいでもない。保険政策のあおりだ。むろん感染症対策の拡張のせいでもある
日本が第2次世界大戦に敗れた日から71年。 この夏、アインシュタイン+フロイト『ひとはなぜ戦争をするのか』(浅見昇吾訳)が文庫になった(講談社学術文庫/Kindle)。 このわずか100ページほどの小冊子を、敗戦の日を前に読んでみた。 アインシュタインがフロイトに書いた手紙 1932年、物理学者アインシュタインは、国際連盟の国際知的協力機関から依頼されて、 〈だれでも好きな方を選び、いまの文明で最も大切と思える問いについて意見を交換〉 することになった。 アインシュタインの選んだテーマは、 〈人間を戦争というくびきから解き放つことができるのか?〉 というものだった。 アインシュタインは、第1次世界大戦(1914-1918)中から戦争に反対する発言をしていたし、またそもそも国際連盟という機関が、第1次世界大戦後に発足した国際平和機構だ。 だから、国際連盟がこの企画にアインシュタインを選んだと
陰謀論は、論理学的な意味でのロジックを飛び越えて、近接性(接点がある)や類似性(見た目や性格や関係が似てる)を使って、色々な要素を縦横無尽につないで、世界に対するひとつの説明体系を作りあげる。これってフレーザーの提起した初期魔術の2つの形式、つまり感染呪術(接触したものは影響を与え合う)と類感呪術(似ているものは影響を与え合う)と同じもの。一神教の神がブイブイ言わせるよりずっと前に、人類の普遍的な思考様式として、あらゆる文化で広くみられた。つまり陰謀論は、現代化された呪術的思考。 その意味では、神が死んだから陰謀論が力を得たんじゃなくて、人間は元々ほっとけば陰謀論的な思考様式に傾斜していくようにできてるんだと思う。人類史の経験から言えばそうなる。近接性や類似性を使って、さまざまな要素をとめどなく繋いでいく思考様式(これを神話でやると、レヴィ=ストロースの神話論理になる)。それを押し止めて、
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