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2009年5月26日のブックマーク (9件)

  • 「SDRが新しい国際通貨の芽生えとなるべきだ」=1971年、水田蔵相 | 本石町日記

    米国を震源地としたバブル崩壊によってドルの信認が揺らいでいる。最大のドル保有国である中国は新たな国際通貨構想を唱えたり、日国内では民主党がドル安に懸念を表明。円建て米債の発行を呼びかけたりしている。かつてドルが最も揺らいだのは、1971年のニクソンショックである。表題は、金位制から自由変動相場制に移行し、円相場の急騰に見舞われた水田蔵相の国会答弁である。国会議事録で見つけたので、その一部を参考までに紹介したい。 昭和46年10月05日 参院・決算委員会 ○国務大臣(水田三喜男君) やはり将来の国際通貨は、特定国の通貨をこれに充てるということの矛盾が今度ははっきりと露呈されたことでございますし、特定国の国内政策によって左右される国際通貨というものは、将来国際通貨としてこれが好ましいものではないということははっきりいたしますし、したがって、せっかく四年前に各国が英知を集めてああいう特別引き

    castle
    castle 2009/05/26
    「S46年・水田蔵相:将来の国際通貨は、特定国の通貨をこれに充てるということの矛盾が今度(ニクソンショック)は露呈されたことですし、特定国の国内政策によって左右される国際通貨というものは、好ましくない」
  • 朝日社説 ミャンマー情勢―政府はもっと危機感を : asahi.com(朝日新聞社) - finalventの日記

    朝日新聞が微妙に変わっていく。 これからは対話と圧力を絡めて軍事政権を動かす戦略が問われる。政権の姿勢を見ながら、政府の途上国援助(ODA)を見直す。この国に大きな影響力を持つ中国やインドへの働きかけを強める。困難だが、そうした持続的な努力を重ねるしかあるまい。 ミャンマーについてはまさに中印との関わりなので、ここをもうちょっときちんと提言できるとよいのだけど。 ミャンマー問題は、いわゆる米路線的な主導でよいのか難しいところがある。それをいうならアフリカ問題もという意見もあるかもしれないが、アフリカはそうしたためらいがすでに逆の方向性になっていて、もうなりふりかまっていられる状態ではない。政治性であることの限界がよくわからない知識人はすでに古い。

    朝日社説 ミャンマー情勢―政府はもっと危機感を : asahi.com(朝日新聞社) - finalventの日記
    castle
    castle 2009/05/26
    「政治の射程とは近代社会、それに対置した植民地といった図柄で、現在の問題は近代社会根底の「人間」が問われているのに、そこを「ヒューマニズム」として忌避・迂回してしまう知的な在り方が実は失当した状態」
  • 晴れ - finalventの日記

    日差しが眩しい。空気が澄んでいるのかと富士山のほうを見ると霞んでいる。夢は覚えていない。くったりと寝坊した。ぼんやりと朝をとり、教育関係のなど読みながら、昔の学校の先生というものを思っていた。技術的には優れていないし、人間的にもどうかなと思う人たちはいたが、普通の社会の延長に近い部分はあったような気がした。年配者は男女ともに戦争の経験者だった。軍人上がりもいた。進駐軍通訳上がりもいた。私が中学生ごろに現れ始めた戦後の先生とは、なにかが決定的に違っていた。表層的な近代性は古い先生のほうがあったのではないかと思った。表層というのは、たとえばグループ学習とか話会いとかその手のものではなく、子供の事故とか貧困とかリアルな生活に向き合う点のほうで彼らはきちんと、しかし日社会に折り合いをつけた近代性を示したように思えた。あれはなんだったのだろうかと思った。話がずれるが、50年代から60年代の米国

    晴れ - finalventの日記
    castle
    castle 2009/05/26
    「ある種理想的な(モデル的なという意味の)ヒューマニズムというのはあって然るべきだし、欧米にはそれなりに流れがある」「(人情の延長というのは)人間の尊厳を歴史の原動力に組み込むような意識はないのでは」
  • 日本の難点 - にゃんこ先生の学習帳

    の難点 (幻冬舎新書) 作者: 宮台真司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 新書購入: 28人 クリック: 233回この商品を含むブログ (227件) を見る 超久しぶりに宮台真司。 そういえばジャパンハンドラーズさんとこで東浩紀&ネオアカ一派が否定されていた。 さて、東氏に対する私の評価を述べる。東氏は、いわゆる「ポストモダン」という分野への言及を、アニメやオタク文化の評論を通じてやった人だが、実際のところはこうである。つまり、「東氏のオタク評論のみが電通や博報堂にうまい具合に利用された」のである。オタク文化に80年代にどっぷりつかって、オタク文化に関する情報を、フランスの現代思想同様に蓄積してきた、東氏が書いたオタク評論は、オタク自身がオタク文化を要素に分けて解明し、「データベース」化したのである。 そして、これに目をつけたのが広告会社の博報堂だった

    日本の難点 - にゃんこ先生の学習帳
    castle
    castle 2009/05/26
    「(宮台は)学生時代のマーケッティング会社でサブカル消費者を分析したのが彼の原点なんだよ。サブカル消費者分析が先で『権力の予期理論』が後」「対話が成り立たないことが露呈したというのには意味がある」
  • ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 : 東浩紀という人の本を二冊読んだ

    Counter Conspiracy Strategist。 パワーエリート論とスモール・ワールドを通じて未来を予測する金融情報ブログ。エリートの共謀(conspiracy)を読み解き、世界の今をを理解する対抗言論ブログ。アルルの男・ヒロシです。 先日、東京工業大学に行ったとき、大講堂で宮台真司と浅田彰という、私がもっとも興味を持てない二人の学者が登壇して講演会を行うというので、軽く眺めてみた。東工大にわざわざ行ったのは、副島隆彦が、同大学の橋爪大三郎教授の主宰する勉強会の講演を引き受けたためだ。(第三者の講演会の感想→ 1、2) 大講堂でのシンポジウムは、超満員だった。未だに浅田・宮台の二人は若い学生に読まれているのだろうかと(自分はこの二人の著作をまともに読んだことがないくせに)思いながら、司会の東浩紀(あずまひろき)というこの大学の特任教授の話を聞いていた。テーマは良く覚えていないが

    castle
    castle 2009/05/26
    「東氏はポストモダンという分野への言及を、オタク文化評論を通じてやったが、実際のところは「東氏のオタク評論のみが電通や博報堂にうまい具合に利用された」」「若者文化を、大人である大企業の論理が利用する」
  • 『日本の難点』 著・宮台真司 - The Flux of Subhumans

    社会学周知のように、宮台真司は学的制度としての社会学者の枠を超えた、メディアと自身の有名性を意識的に利用する戦略的な社会エンジニアだ。彼は、対象読者別に言説パッケージを変更していくマーケティング的な技法を意識的にとりながら、社会的影響力を行使していく。大衆に向けては実存的で実践的な苦悩への処方箋を付与しながら、教養のある者に対しては社会「改善」の原理的な不可能性と現実的な不可避性をどう操作していくか、社会の全体性の不可視性と全体性を見るべきという規範性をどうバランスしていくか、手の内を暴露するように語っていく。こうした書き分けの傾向は、レッシグからアーキテクチュアルな権力の語彙を得、大衆/エリートの図式を明確に打ち出してきた近年、さらに顕著になっているように見える。先日矢継ぎ早に上梓された『14歳からの社会学』『〈世界〉はそもそもデタラメである』はともに、大衆に対してどう社会を眺めるべきか

    castle
    castle 2009/05/26
    「論理的根拠無き模倣/感染によってしか、もはや社会にコミットする理由など無い。「我を模倣せよ」という(エゴイスティックでしかない)メタ・メッセージこそ読まれることが願われている」「お前もそうなれ」
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0159.html

    castle
    castle 2009/05/26
    「大きな物語:知識人や科学者や技術者がつくりあげてきた正当化のための物語ともいうべきもの」「小さな物語:各自が断片にすぎないことを自覚して、決して“正当”や“正解”を議論しないですむ物語がありうる」
  • 1986001 『罵論・ザ・犯罪』

  • 恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される : 404 Blog Not Found

    2014年07月24日08:30 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される 早川書房東方様より献御礼。 リスクにあなたは騙される Dan Gardner / 田淵健太訳 [原著:Risk: The Science and Politics of Fear] 2009.05.25 初出 2014.07.24 文庫化につき更新 書こそ、今最も恐るべき一冊だ。 初の著作がこれだとは、著者恐るべき。 書「リスクにあなたは騙される」の原題は"Risk: The Science and Politics of Fear"、直訳すれば「リスク:科学と恐怖政治」となる。そう。書は、むしろ「機会」をも意味する「リスク」ではなく、恐怖というものそのものに関するなのだ。 目次 - Amazonより プロローグ 第1章 リスク社

    恐れのみを恐れよ - 書評 - リスクにあなたは騙される : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/05/26
    「理性ではなく恐怖で世界を動かした」「政治において決定力を持つのが「頭」よりも「腹(肝)」である以上、恐怖は科学よりも政治において意味を持つ」「恐れなければいけない唯一のものは、恐れそれ自体である」