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2013年10月21日のブックマーク (4件)

  • 倉山満『間違いだらけの憲法改正論議』

    現行憲法の改正論(その具体例の自民党、産経それぞれの案)や、一字たりとも改正をみとめない護憲派、それぞれに対して、書は挑発的な議論を展開している。 そもそも憲法をなぜ改正したいのか、または一字一句変えずに護りたいのか、それらの理由がきわめて不明確であることを書は明らかにすることに成功していると思う。 そもそも憲法を改正しなくても、いやする前にしなくてはいけないことは山とある。言い換えれば憲法を変えれば何か物事がうまくいくと考える思考はきわめてインチキ臭いものだ、というのが書の強力なメッセージである。これは護憲的かもしれないが、そうではないのは書を読めばよくわかる。いまの一字一句も変えない護憲派の主張は、自己矛盾か、あるいはただの硬直性(誤植の訂正さえも許容しない立場)でしかない、とも喝破している。 僕もいまの憲法を改正することの経済的なメリットがちっともわからず、ただ単に「改正する

    倉山満『間違いだらけの憲法改正論議』
    castle
    castle 2013/10/21
    「財政均衡主義を憲法にいれようとする勢力(財務省増税派)のもたらす国家的な悲劇の予測は正しい。このような財政均衡主義は議会や国民から経済政策の決定を官僚要するに財務省に全て委託する証明書のようなもの」
  • 書評:Yasuma Takata “Power Theory of Economics”St. Martin's Press:経済学史学会『年報』1997年掲載

    書は、日の近代経済学歴史の中でも独自の位置を占めると思われる高田保馬博士(1883ー1971)の業績から、いくつかの著作を選び出し英訳したものである。高田保馬(以下敬称略)は、戦前の日の近代経済学及び社会学の2つの分野においてその形成に先駆的な役割を果たしたことで知られている。生前公にされた著作は、膨大かつ広範なもので、分野を問わずにあげれば、約100冊、論文数は約500にも及んでいる。また単に欧米の業績を紹介・批判しただけではなく、自ら「勢力説」を唱え、これを中核として従来の経済学や社会学を乗り越えることを、高田は企図していた。英訳は、森嶋通夫氏を代表編集人として刊行されているClassics in the History and Development of Economicsシリ−ズの一冊であり、また森嶋氏自身による解説が巻頭におかれている。書の第一部は、『勢力論』(1

    書評:Yasuma Takata “Power Theory of Economics”St. Martin's Press:経済学史学会『年報』1997年掲載
    castle
    castle 2013/10/21
    「他人を社会関係の上で支配したいという欲望を充足する能力の事を、高田は「社会的勢力」或いは「勢力」として重視。なぜならこの「勢力」を追及する欲望を中心にして、分業や階級制度~多様な社会行動が形成され」
  • 宮崎正弘の国際ニュース・早読み(書評特集、川口マーン惠美、倉山満ほか) (2013年10月14日発行) | 宮崎正弘の国際ニュース・早読み - メルマ!

    http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html (宮崎正弘のホームページ更新 ↑) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成25(2013)年10月14日(月曜日、祝日) 通巻第4043号 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (書評特集) 川口マーン惠美『ドイツで、日と東アジアはどう報じられているか?』(祥伝社新書) 倉山満『間違いだらけの憲法改正論議』(イースト新書) 廣木寧『小林秀雄と夏目漱石』(総和社) *****************************

    castle
    castle 2013/10/21
    「三島の死の意義をみとめず「単なる老衰」として冷淡な江藤に対して、小林秀雄は「きみは歴史というものを何とおもっているのか」と激怒」「小林はある時「歴史とは何か」と問われ、「歴史は思い出である」と」
  • 偽装サークル - Wikipedia

    この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2015年3月) この記事は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。そのため、中立的でない偏った観点から記事が構成されているおそれがあり、場合によっては記事の修正が必要です。議論はノートを参照してください。(2024年4月) 偽装サークル(ぎそうサークル)とは、主に大学のサークルにおいて、表向きに掲げる活動内容とは異なる別の目的のために組織されて活動しているサークルである。多くの大学では、騙されないよう新入生に強く注意を呼びかけている。新入生が多く集まる合格発表や健康診断などの当日、少人数で歩いている新入生を偽装勧誘するのが、これらサークルの常套手段である。中でも左翼系団体や労働系団体への偽装勧誘は「オルグ」と呼ばれる 概要[編集

    castle
    castle 2013/10/21
    「政治思想団体やカルト宗教団体が学校内での資金調達や人員確保の為に結成された団体もしくはこれらの団体の学外構成員によって組織運営の主導権が握られた団体」「人員・資金・活動拠点を確保するために作られる」