「脳でカーソルを動かす」実験、サルで成功 2002年3月14日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2002年03月14日 指の爪ほどの大きさの装置を脳に埋め込まれたサルが、考えただけでコンピューター画面のカーソルを動かしたという報告が発表された。身体機能の麻痺した人々が、頭で考えることによって、複雑な機器をコントロールできるようになる日が来るのではないか――今まで行なわれてきた数々の実験で、このような希望が生まれてきている。 カーソルを制御できるような同様の装置の埋め込みは、すでに人体で行なわれているが、ブラウン大学の研究者たちが使用した細いワイヤーのセットでできた装置は、より小型で、より少ないニューロンで作動する。 装置の埋め込みは3頭のアカゲザルに行なわれ、まず、サルがジョイスティックを手で操作するときの運動皮質(動きを制御する脳の一部分)からの信号が記録された。次にこの信