これ⇒[R30]: 書評:「グーグル 既存のビジネスを破壊する」 佐々木俊尚のそれを読んでないので(発売前に貰える人でもないので)、その点はなんともなんだが。 で、もれ伝えるそれに違和感があるというものでもない。R30さんの文章も、まあ、パターンっぽいけど、それはそれ。 なんなんだろうと思うのだが。 一つには、なんとなくだが、技術者の心の中というものへのインサイトが抜けているように思う。梅田本の場合はそれが間接的に出てはいる。 Googleの技術がすばらしいかについては、私はよくわからない。それほど画期的なものはないんじゃないか。だけど、ある技術が世界をどう変えるかということへの技術側からのインサイトがあふれており、そのあたりは技術屋魂をくすぐる。というあたりは、小飼さんあたりがわかっているのかと思うが彼の場合は技術の志向と世界との関わりがGoogleとかなり違っているような印象を受ける。